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ファン・ギョアン法務長官‘盧前大統領が削除指示’<東亜日報>報道を否認

登録:2013-07-24 23:45 修正:2013-07-25 07:22

 チョ・ミョンギュン前大統領府安保政策秘書官(写真)が検察で‘盧武鉉前大統領が首脳会談会議録を大統領府文書管理システムであるイージーワンから削除しろと指示した’と述べたという言論の報道に対して、ファン・ギョアン法務部長官は24日、国家情報院国政調査特別委に出席して「そのような確定的陳述をしたようではない」と否認した。 <東亜日報>は去る23日付1面トップ記事で "盧大統領府、イージーワンから会議録削除した" と報道した。

 特別委でチョン・ヘチョル民主党議員は 「チョ・ミョンギュン秘書官は、盧武鉉大統領が対話録の一部を国家情報院で保管し、次の大統領が活用できるようにしたと話した。 紙文書を破棄したことはあるがイージーワン文書は破棄したことがないと話した。 イージーワンは文書作成と決裁の後には削除不能に設計されているが」と尋ねた。 これに対しファン・ギョアン長官は「チョ・ミョンギュン秘書官に対しては色々な報道があるが、検察で行った陳述とは異なる部分がたくさんあるようだ」と答えた。

 引き続きキム・ジェウォン セヌリ党議員が「チョ・ミョンギュン秘書官がイージーワン システムから対話録を削除しろとの盧武鉉大統領の指示を受けて削除したという陳述をした事実があるか」と尋ねると、ファン・ギョアン長官は「私が記憶するかぎりではそのような確定的な陳述をしたようではない」と明らかにした。 キム・ジェウォン議員が追加質問を通じて「そのような陳述がなかったということか」と追及すると、ファン・ギョアン長官は「削除指示と削除行為は区分しなければならない。 削除と関連して広範囲な陳述があったが、陳述内容を明らかにすることはできない」と答えた。

 一方、パク・ヨンソン民主党議員は<東亜日報>報道内容を与党の検事出身議員がチェ・ギョンファン院内代表に伝え、これを伝達された記者が社会部記者を通じて検察に確認した経緯があると主張した。 パク議員は「検察が流して与党高位関係者が保守言論を通じてこのような形に拡大している。 NLL作戦から始めてチョ・ミョンギュン発言報道まで全て作戦に従ったものだ。 セヌリ党は国家記録院に対話録がないということを知って、すべてのことを始めたと見る」と主張した。

ソン・ハンヨン先任記者 shy99@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/597012.html 韓国語原文入力:2013/07/24 22:21
訳J.S(1151字)

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