本文に移動

就活生が彼女と別れる理由は?

登録:2013-06-20 13:39 修正:2013-06-21 06:49
ソウル麻浦区(マポグ)弘益(ホンイク)大学就職進路支援センター傍の就職情報掲示板の前を学生たちが過ぎ去っている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

 ソウル新林洞(シルリムドン)で司法試験の勉強をしているキム・某氏は昨年、ガールフレンドと別れた。キム氏はガールフレンドのイ・某氏が先に試験に合格した後、以前より喧嘩が増えたと言った。イ氏は公務員になった後、社会生活を始めるとボーイフレンドのキム氏と会う頻度を減らさなければならなかった。キム氏には、自身がイ氏の勉強を励まして後押ししたことを認めてもらえないことに対する空しさも大きかった。結局、「考試村」カップルは、結婚や就職など現実的な悩みを前にして、別れなければならなかった。

 深刻な就職難が、若者たちの恋愛にも影響を及ぼしているとの調査結果が出た。18日、就職ポータルのキャリアが求職者426人を対象にオンラインアンケート調査して公表した結果によると、求職者の41.3%が、就職できずに恋人と離別したことが調査で分かった。別れを通知した側は、「恋人」という回答が64%、「自分自身」という回答が36%の比率だった。

 自分が別れを通知したという回答者は、「未就業である自分の姿を見せて、自尊心が傷ついて」(35.6%)を最も多い決別理由に選んだ。次いで「贈り物やデート費用が負担になって」(20.9%)、「就職準備で時間的余裕がないため」(15.4 %)が後に続いた。「恋人が、就職準備中である自分の状況を無視して」(10.6%)という回答も、「自尊心が傷ついて」という回答のように多く出てきた。この他に、「恋人が、より良い人に会うことを願って」(10.6%)と「就職準備に役立つ他の恋人に出会うため」(5.1%)という回答もあった。

 別れの通知を受けた側は、衝撃が大きかった。就職準備に及ぼした影響について尋ねると、「勉強に集中できなかった」が48.5%と半分近くを占めた。「実際に成績などが落ちるほどに影響が大きかった」(13.9%)も順位に上がった。10人中2人程度だけが、「より一層、必死に準備にまい進した」(19.8%)と答えた。

 「就活生の恋愛」については、61.4%の求職者が「肯定的である」との意見だった。その理由として、「情緒的な安定感を得られる」(34.4%)と「困難を克服して、より一層、思いを募らせられるから」(20.8%)などが挙がった。「ストレスを一緒に解消できる対象がいるから」(20%)、「互いに情報をやり取りし、シナジー効果を得ることができるから」(19.2%)などの意見が後に続いた。

イ・ワン記者 wani@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/592257.html 韓国語原文入力:2013/06/18 11:41
訳M.S(1243字)