原文入力:2009-04-27午前12:41:30
民主労働党・進歩新党 世論調査
ハンナラ “波及力ある” 緊張
カン・キガプ, チョ候補 訪ね激励
イユ・チュヒョン記者
←4・29蔚山,北区再選挙に出馬したチョ・スンス進歩新党候補(左側)が26日午前、5日市が立つ蔚山,北区の虎溪市場でシム・サンジョン前代表(中)とともに区民に挨拶している。 蔚山/聯合ニュース
チョ・スンス進歩新党候補が4・29蔚山,北区国会議員再選挙の進歩陣営単一候補として26日確定した。民主労働党と進歩新党は世論調査の結果を土台にチョ候補を最終選択した。世論調査ではチョ候補がキム・チャンヒョン民主労働党候補を僅かな差で上回ったと知られた。先立って進歩新党と民主労働党は去る23日、単一化協議案に妥結した経緯がある。
チョ候補は26日午後、北区,虎渓洞(ホゲドン)の選挙事務所で記者会見を行い「候補単一化はチョ・スンスの勝利ではなく、キム・チャンヒョン候補と民主労働党・進歩新党の勝利であり進んで蔚山,北区住民全体の勝利」と明らかにした。また「金持ちと財閥にだけ特典を与え土地金持ちらには総合不動産税を割り引き、非正規職労働者は思いのままに解雇できるようにするハンナラ党とイ・ミョンバク政権を必ず審判する」と話した。
進歩新党は候補単一化を契機に民主労働党と共に終盤の風を呼び起こすという計画だ。イ・ジアン進歩新党副報道担当者は「投票用紙にはキム候補の名前がそのまま記されているので、今としてはチョ候補が単一候補であることをはやい時間に広く知らしめ死票を防止することが必要だ」と話した。
民主労働党は沈鬱な雰囲気に沈んだが、単一化の原則を再確認し結果を承服することにした。カン・キガプ民主労働党代表はこの日夜、チョ候補の選挙事務室を訪れ激励した。民主労働党は27日最高委員会を開き、具体的な選挙戦略と対応方向を議論する予定だ。
反面ハンナラ党はピリッと緊張した雰囲気だ。シム・キュチョル ハンナラ党第2事務副総長はこの日「投票者の心が経済再生に合わされているとしても、進歩陣営の候補単一化は波及力があるだろう」と話した。ただしハンナラ党は、投票日が差し迫った状況で単一候補が決まったためにその効果は大きくないと内心期待している。パク・テドン候補側は「この間の世論調査結果を総合すれば、チョ候補とキム候補が単一化すれば支持率が30%中盤台に達するが、実際にはキム候補側の支持票がチョ候補に移動しないだろう」と主張した。
単一化に成功した民主労働党と進歩新党に残された課題はこの間深くなった感情の谷をどれくらいはやく埋め、反MB戦線を共に構築できるかだ。これに成功し選挙勝利につながった場合、来年の地方選挙での連帯だけでなく両党の再結合論も高まるものと見られる。反面、敗北した場合には互いに責任論を提起するなど深刻な後遺症に苦しめられる可能性も排除することはできない。 イユ・チュヒョン記者edigna@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/351857.html 訳J.S