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悪材料 ぶつかった開城工業団地 それでも ‘ミシンは回る’

登録:2009-04-25 15:43
https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/351652.html

原文入力:2009-04-25午前10:13:05
納品拡大 MOU締結など 外国企業に相変らず魅力的

開城工業団地が現代峨山職員抑留や北側の特典調整要求などの悪材料に苦しめられている中で、外国バイヤーが開城工業団地製品購買を増やしており関心を集めている。

開城工業団地入居企業である履き物製造業者,サムドク通商は24日ドイツの履き物流通企業のミエンプレンズと納品拡大のための了解覚書(MOU)を去る23日締結したと明らかにした。ミエンプレンズは29ヶ国に1500ヶ余りの代理店を持つ大型履き物流通企業だ。今回の契約はミエンプレンズのマイケル エルトゥル最高経営者が開城工業団地のサムドク通商工場を直接訪問した後になされたものだ。

サムドク通商関係者は「マイケル エルトゥル代表が北韓労働者たちが動揺せずに仕事をしている事実を確認し生産された製品に対しても満足感を現わした」と話した。サムドク通商は昨年ドイツ ミエンプレンズに800万ドル(約107億ウォン)分の履き物を注文者商標付着(OEM)方式で輸出したのに続き、今年は1000万ドル分以上を輸出できると期待している。

開城工業団地企業協議会会長でもあるムン・チャンソプ サムドク通商代表は、今回の契約が開城工業団地に相変らず希望があることを示したものだと話した。ムン代表は「最近開城工業団地に対する不安が大きくなり、国内外バイヤーたちの動揺があった」としつつも「今回締結された了解覚書はこういう不安を解消し希望をもたらす良い契機になるだろう」と話した。彼は「開城工業団地危機説も出てきているが現地ではそのような雰囲気を感じることはない」として「南と北が手を握り、汗を流して開城工業団地発展のために努力している姿を見てドイツ バイヤーが注文をさらに多く与えても大丈夫という自信を持ったようだ」と付け加えた。

開城工業団地が悪材料に苦しめられているものの、相変らず魅力的だと明らかにする入居企業が少なくない。自動車部品業者のテファ燃料ポンプのユ・ドンオク会長は「私たちも外国企業との納品契約成功を目前に控えている」として「通行が円滑でないなど困難も多いが、話が通じ賃金が安く競争力を十分に備えている」と話した。

イ・ジョンフン記者ljh9242@hani.co.kr

原文: 訳J.S