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最高裁 “朝鮮日報社説 意図的わい曲”

登録:2009-04-23 10:19
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/351217.html

原文入力:2009-04-23午前12:03:37
現代車労組に1800万ウォン賠償判決

キム・グァンス記者

最高裁2部(主審 チョン・スアン)は全国金属労働組合,現代自動車支部(旧 現代車労組)が<朝鮮日報>を相手に提起した損害賠償請求訴訟で「朝鮮日報は現代車労組に1000万ウォンと利子800万ウォンなど1800万ウォンを賠償せよ」と原告一部勝訴判決を下したと22日明らかにした。最高裁は「朝鮮日報に載せられた文2件が意図的に事実をわい曲することにより、労組と組合員の人格権を侵害した」として去る9日このように判決した。現代車労組が朝鮮日報を相手に勝訴したのは今回が初めてだ。

最高裁が現代車労組の手をあげた2件は、2003年8月8日付A 27面に載せられた ‘企業に労組対抗権を渡せ’ という題名の社説と、翌日A27面 ‘オピニオン’ 欄に載せられた ‘現代車 彼らだけの祭り’ という題名の文だ。2つの文で朝鮮日報は「2003年団体協約締結で組合員らが年間165~177日または170~180日の休日を享受し、年俸5000万ウォンを受け取ることになった」と報道した。

最高裁は判決文で「組合員が実際に上のような休日を使うのではなく、制度的に保障された休日数の最大限度ということを示唆する但し書きや表現が全くない」と明らかにした。現代車労組は「賠償金1800万ウォン余りを社会貢献基金や非正規職法律相談基金として使う計画」と明らかにした。

先立って現代車労組は2003年賃金・団体交渉とストライキ,交渉妥結と関連して、朝鮮日報が報道した記事と社説など7件が事実と異なり名誉をき損されたとし、朝鮮日報を相手に2億1000万ウォンの損害賠償請求訴訟を起こした。1審裁判所は朝鮮日報の手を上げたが、2審では「2件が原告に対する社会的評価を低下させるもの」として朝鮮日報に1000万ウォンを賠償しろと判決した。

蔚山/キム・グァンス記者kskim@hani.co.kr

原文: 訳J.S