原文入力:2009-04-22午後09:15:37
キム・サンゴン当選者に業務報告 拒否
ホン・ヨンドク記者
京畿道教育庁が22日キム・サンゴン道教育委員長当選者に一時、業務報告を拒否し論難を醸した。
京畿道教育庁,企画予算課幹部らはこの日午前10時に予定されていた業務報告のため道教育情報研究院に用意された報告会場に出てきて午前10時5分頃 「上から撤収指示があった」として教育庁に帰った。道教育庁は去る20日と21日にもキム当選者の就任準備チームに業務報告をすることにしておきながら取り消した。去る21日には午前10時から昼12時までキム当選者が業務報告を受けようと待機している事態も起きた。
結局この日午後、両者は業務報告をブリーフィングの代わりに書面で23日から始め、必要ならば補充説明をすることで合意した。しかし道教育庁が新教育長当選者に対する業務報告日程を拒否または翻意し、道教育庁などが進歩的指向の新教育長を飼い慣らそうとしたり、わざと心配をかけようとしているのではないかという疑惑も出てきている。
これに対して、道教育庁関係者は「現在は新・旧教育長の引受引継に関する法規定やマニュアルがない」として「当選者の就任準備チームが民間人で構成されておりブリーフィング業務報告はしない」と明らかにした。しかし京畿道関係者は「広域自治団体や基礎自治団体の場合にも新・旧団体長の引受引継や業務報告に対する法規定はないが、‘大統領職引受に関する法律’を準用して引継ぎ委員会を運営している」と話した。
キム当選者側は「民間人というけれど、当選者が委嘱した方々で副教育長としてあらかじめ了解を求めた後に業務報告を準備した」として「とにかく就任前まで業務把握と公約事業実行方案を用意するように最善を尽くす」と明らかにした。
水原/ホン・ヨンドク記者ydhong＠hani.co.kr
原文: 訳J.S