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地裁, インターネット論客 ミネルバ 無罪釈放

登録:2009-04-20 17:27

原文入力:2009-04-20午後03:14:58
“文が虚偽と認識していた証拠なく
公共利益を害する目的があったとは見難い”

パク・ヒョンチョル記者

←‘ミネルバ’ パク・某氏が拘束令状が発給された去る1月10日夕方、ソウル,瑞草洞,ソウル中央地検から出て拘置所へ向かっている。裁判所はパク氏の拘束適法可否審理請求も15日棄却した。ハンギョレ キム・ポンギュ記者

裁判所がインターネット論客 ‘ミネルバ ’パク・某(31)氏に無罪を宣告した。
ソウル中央地裁刑事5単独ユ・ヨンヒョン判事は20日、政府経済政策に対して事実と異なる内容の批判文を載せたという疑惑(電気通信基本法違反)で拘束起訴されたパク氏に無罪を宣告した。パク氏はこの日午後6時頃、ソウル拘置所から解放されるものと見られる。

ユ判事は判決文で「パク氏の文の中で ‘外国為替業務中断’ と関連した文は虚偽事実であることが認められるが、被告人が文を掲示した当時に掲示文の内容を全面的に虚偽だということを認識して文を載せたと見るまでの証拠はないように見える」と明らかにした。ユ判事は続けて「たとえ虚偽があったとしても被告に公益を害する目的があったのかを見れば、外国為替市場の特性などと当時の状況を見た時、公共の利益を害する目的あったとは見難い」として「したがって犯罪の証明がないケースに該当するので、刑事訴訟法によって無罪」と判示した。

検察がパク氏に適用した電気通信基本法47条1項は「公益を害する目的で電気通信設備で公然と虚偽の通信をすれば5年以下の懲役に処したり5千万ウォン以下の罰金刑に処する」と明示されているが、裁判所はパク氏に虚偽文を載せる意図はもちろん公益を害する目的もなかったと判断したのだ。

パク氏は昨年7月30日と12月29日にポータルサイト ダウム アゴラ経済ディベートルームに ‘両替業務 8月1日付で全面中断’ , ‘政府,ドル買収禁止 緊急公文書発送’ 等、公益を害する虚偽事実が入れられた文を載せた疑惑で逮捕され拘束起訴され、検察は結審公判で彼に懲役1年6ヶ月を求刑した。

パク・ヒョンチョル記者fkcool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/350693.html 訳J.S