原文入力:2009-04-13午前01:11:57
検察 “クォン氏 追加調査計画ない”…ノ・コンホ氏 今日 再召還
盧前大統領 “パク会長, 私が理解している事実と違う話”
ソク・ジンファン記者
←盧武鉉前大統領の子息コンホ氏が12日夜、検察調査を終えソウル,瑞草洞,大検察庁を出る車に乗ってかたい表情をしている。 キム・ミョンジン記者littleprince@hani.co.kr
パク・ヨンチャ(64)テグァン実業会長の政・官界ロビー事件を捜査中の大検察庁中央捜査部(部長 イ・インギュ)は去る11日、ノ・ムヒョン前大統領の夫人クォン・ヤンスク(62)氏を召還し、パク会長から渡された100万ドルなどに対して集中調査したと12日明らかにした。検察はまた米国から前日帰国した盧前大統領の子息ノ・コンホ(35)氏を呼び調査する一方、パク会長から500万ドルを受け取った疑惑で去る10日逮捕した盧前大統領の姪婿のヨン・チョルホ(36)氏をひとまず解放した。盧氏はこの日夜11時40分頃、調査を受けて帰宅し、検察は13日盧氏を再び呼び調査する方針だ。
これと関連して、盧前大統領はこの日自身のホームページに‘解明と防御が必要なようだ’という題名の文を載せ検察捜査に強力に反発した。
ホン・マンピョ大検察庁捜査企画官はこの日ブリーフィングで、クォン氏をすでに召還調査したと公開した後「クォン氏は参考人であり追加で調査する計画はない」と明らかにし、100万ドル授受と関連した検察の最終捜査対象が盧前大統領であることをはっきりさせた。ホン企画官は続けて「ノ・コンホ氏とヨン氏は1,2回さらに呼び調査した後に処理することにした」と話した。検察は二人の調査を終え次第、早ければ今週末にも盧前大統領を直接呼び調査する方針だ。
しかし盧前大統領は自身の公式ホームページ ‘人が生きる世の中’ にあげた文で「パク会長が私が理解している事実と違う話をしたという。(妻がした仕事だと話すことが)‘本等に苦しく不憫なことだが、知らなかったことは知らなかったと言うことにした」として「(私が知らなかったという)事実を守るために最善を尽くす」と話した。
これに先立ちクォン氏は去る11日午前10時30分から夜9時40分まで釜山地検で11時間ほど調査を受け、クォン氏の調査にはムン・ジェイン前大統領府秘書室長が弁護人資格で参加した。
これと関連して検察は「前職大統領夫人に対する優遇配慮で(自宅のボンハ村に)近い釜山地検で調査を行い、最高検察庁捜査チームから検事2人が直接出て行き十分に調査した」と説明した。
クォン氏は検察調査でチョン・サンムン(63)前大統領府総務秘書官がパク会長から受け取った100万ドルと現金3億ウォンをすべて自身が渡されたと述べた。検察は本当に前秘書官が受け取った1億ウォン分のデパート商品券もクォン氏に渡された手がかりを確保し、これを受け取ることになった理由なども問い質した。
検察はまたノ・コンホ氏を相手にクォン氏が受け取った100万ドルの一部または全部を渡された事実があるのかを追及した。検察は盧前大統領夫妻が100万ドルを受け取った直後の2007年6月30日、グアテマラで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会参加のために出国し、このお金を持っていったと見ている。検察は合わせてパク会長がヨン・チョルホ氏に送金した500万ドルの実際の所有主がノ・コンホ氏であるかも調査した。検察はパク会長から「500万ドルは盧前大統領に会って渡した」という陳述を確保していることが判明した。
先立って米国,サンディエゴに滞留したノ・コンホ氏は日本,東京を経てアシアナ航空OZ105便で11日夜10時45分仁川空港を通って帰国した。
ソク・ジンファン記者soulfat@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/349370.html 訳J.S