本文に移動
全体  > 文化

白凡 逝去の時 着ていた ‘血衣’ 文化財に

登録:2009-04-11 12:07

原文入力:2009-04-10午後07:15:18
印章・筆書・懐中時計など遺物19点登録

ノ・ヒョンソク記者

大韓民国臨時政府樹立90周年(4月13日)と白凡 金九先生逝去60周年(6月26日)を控え、白凡の遺物19点が文化財として登録される。
文化財庁は臨時政府主席を務めた独立運動家 白凡が1949年6月26日ソウル,京橋荘で来客を装った安斗煕の凶弾に撃たれて亡くなった当時に着ていた血衣(写真)をはじめとする遺品を文化財として登録予告したと10日明らかにした。文化財登録対象は血衣をはじめとする衣服類8種10点,手紙や筆書に用いた印章3種5顆とユン・ボンギルの上海義挙直前に彼と交換して身に着けていた懐中時計1点,逝去当時机の上にあった遺墨をはじめとする筆書3点などだ。

血衣は白凡が銃弾に倒れた瞬間に着ていた衣服類で、チョッキ赤衫(内衣)・チョゴリ(韓服の上着)・チョッキ・バジ(韓服のスボン)・テニム(パジの締め紐)などであり、血痕と銃弾跡が残っている。この衣服類は1996年国立文化財研究所で保存処理を行い、この過程で血液検査を通じて白凡の血液型がAB型だった事実を確認した。

印章の中で、彼が1940年頃から1945年まで使った‘金九之印’は臨時政府弁公室長を務めたミン・ピルホが管理して、その子孫が独立記念館に寄贈したものだ。遺墨 ‘慎其独’(一人でいる時も慎む)と‘思無邪’(考えに邪念がない)は白凡逝去当時、机の上に巻き物状態で置かれていたもので端に血痕が残っている。

ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/349156.html 訳J.S