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北京 粉ミルク価格ロンドンの3倍…物価も

登録:2012-11-27 22:10 修正:2012-11-28 04:06

 中国の北京と上海が物価急騰で全世界主要都市の中で生活費が最も多くかかる都市に変わっている。 特に食料品価格が急騰していて、北京のスーパーマーケットで売られる多くの製品の価格が世界的に物価が高いことで有名な香港・ロンドンの同等製品よりさらに高い状況になったと香港<サウスチャイナ モーニングポスト>が27日報道した。

 この新聞による調査の結果、食パン500gを買うには北京では13.52香港ドル(1891ウォン)、香港では8.6香港ドル、ロンドンでは9.93香港ドルがかかる。 スターバックスコーヒー原豆250gの価格は香港で80香港ドル、ロンドンで50香港ドルだが北京では105香港ドル(1万4600ウォン)だ。Head and Shoulderブランドのシャンプーは、香港で74.9香港ドル、ロンドンで96香港ドル、中国では97.61ドルだ。 同等等級の粉ミルク900gも香港では226香港ドル、ロンドンでは110香港ドルで買えるが、北京では322香港ドルも払わなければならない。 現地で生産されるタマゴや野菜、サービス賃金は中国が依然として安いが、全体的には生活費が急騰している。

 人材関連コンサルティング業者マーサーが最近実施した全世界主要都市年間生活費調査でも、上海(16位)と北京(17位)がロンドン(25位),ニューヨーク(32位)を追い抜いた。 深センと広州もそれぞれ30位と31位で相当に生活費のかかる都市であることを立証した。 エコノミスト インテリジェンス ユニットの生活費調査でも、北京・上海がロンドンやニューヨークなど世界の主要金融中心地より生活費の高い都市と調査された。

 中国 銀河証券のチュオシャオレイ首席エコノミストは「原材料、運送費、労働費用が上昇する中で中国の工業製品価格が急騰しており、高い関税のために輸入品も他国家より高い」とし「だがサービス費用は中国が依然として安く、外食をすればロンドンよりはるかに安い」と話した。

北京/パク・ミンヒ特派員

https://www.hani.co.kr/arti/international/china/562653.html 韓国語原文入力:2012/11/27 21:35
訳J.S(1001字)