原文入力:2009-04-08午後10:45:24
[北ロケット発射以後]
プリチャード前対北特使 “実効收めるのは難しい”
パク・トクフン北国連次席大使 “対応時 強力措置”
米-中 立場の差変わらず…合意導出 週末が峠
リュ・ジェフン記者
←北韓住民たちが8日平壌で衛星光明星2号の発射成功を祝う大規模群衆大会を開いている。北韓は韓国と米国政府当局の‘衛星発射失敗’判断にもかかわらず、現在自国の衛星が正常軌道を回っていると主張している。 聯合ニュース
北韓のロケット発射対応方案を議論するための国連安全保障理事会‘核心6ヶ国協議’が7日(現地時間)取り消しになるなど、主要国間協議が膠着状態を抜け出せずにいる。国連周辺では合意導出まである程度時間がかかるのはもちろん、実効性のある制裁が出てきにくいという展望が出てきている。
安保理5常任理事国と日本が参加する‘核心6ヶ国協議’はこの日午後4時に予定されていたが予定時刻10分前に突然取り消しになった。8日の日程も確定していないと知らされた。米国と日本は既存の安保理決議案1718号の武器・金融制裁方案を効率的に執行することができるように制裁対象リストを追加した新しい決議案草案を関連国に提案したと分かった。これに対して中国は、拘束力のない警告性‘議長声明’を逆提案した状況で、ロシアは中国よりは柔軟だが同調的な態度を見せていると消息筋らは伝えた。ロバート・ウッド国務部スポークスマン職務代行はこの日の定例ブリーフィングで「対応措置が直ちに出てくるわけではなく時間が少しかかるだろう」と話した。消息筋らは発射以後の対応議論に長い時間を使えないので今週末が峠になると見通した。
国連駐在北韓代表部のパク・トクフン次席大使は、安保理が対応に出る場合北韓として「必要で強力な措置が後に従うだろう」と明らかにした。パク次席大使はこの日国連本部で記者らに「安保理がどんな方式ででも措置を取るならば、私たちはこれを主権に対する侵害と感じ次の選択権は私たちにある」と話した。彼は「衛星発射に対する非難は非民主的」として「これは平和目的の衛星発射であり私たちは発射前にこれを明確にした」と主張した。
ブッシュ行政府の初期、韓半島平和会談特使を務めたジャック・プリチャード韓米経済研究所(KEI)所長はこの日「安保理で新しい制裁決議案採択はもちろん、議長声明が出てきたとしても衛星発射が決議案1718号違反という文句さえ入れるのが難しい」としつつ制裁が実効を納めるのが難しいと展望した。彼は「安保理決議案が北韓の宇宙発射まで包含できるかに対して異見がある」と付け加えた。彼はまた今後比較的穏健な対応で北韓の長距離ロケット発射に関する議論が終えられれば、スチーブン・ボズワス対北政策特別代表が参加した中で米国と北韓間の高位級会談が試みられると見通し、6者会談の進行方式も北-米両者会談の比重が高まると展望した。
国連本部/リュ・ジェフン特派員hoonie@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/348733.html 訳J.S