曹渓宗民族共同体推進本部(民推本)が朝鮮仏教道連盟中央委員会(朝仏連)と13日午後2時、金剛山、神渓寺で‘神渓寺復元5周年記念合同法会’を奉行したと明らかにした。 今年、北韓訪問を通じて開かれた南北共同行事はこの日の法会が初めてだ。
この日の法会で朝仏連のリ・キュリョン書記長は「南北仏教信者が努力すればここ神渓寺が民族統一の真の道場で再び変わる時期は必ず訪れるだろう」と話した。 続けて民推本本部長であるジホン僧侶は奉行辞で「金剛山観光の中断と共に神渓寺で南北仏教信者の統一を祈願する祈祷の声が途切れて遺憾に堪えない」とし「合同法会を契機に南北の仏教徒が力と知恵を集めて民族の聖地であり統一の象徴である金剛山を保全するために努力しなければならない」と強調した。
両者は6・15共同宣言と10・4宣言を継承して南北間の戦争危険を除去するための共同発願文も採択した。 南北は発願文で 「私たち南北仏教徒は仏心和合して南北宣言の道に則った民族内部の反目と不信、緊張と対決を取りはらい戦争の危険を除去して恒久的で堅固な平和を保障するためにたゆまず勇猛精進する」と誓った。
神渓寺は新羅法興王6年(519年)に創建された金剛山4大寺刹の一つで、韓国戦争中に爆撃で焼失したが2007年10月13日、曹渓宗と朝仏連が共同で復元した。
チョ・ヒョン宗教専門記者 cho@hani.co.kr
原文入力:2012/10/14 20:09(808字)