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希少難治性疾患 患者診療費負担 ‘20→10%’ に

登録:2009-04-07 11:31
https://www.hani.co.kr/arti/society/health/348318.html

原文入力:2009-04-06午後08:03:22
7月から施行…健保公団に患者登録が必要
“MRI・抗癌剤など非給与項目も保険適用を”

キム・ヤンジュン記者

保健当局が希少難治性患者たちの健康保険診療費本人負担比率を来る7月から現行20%から10%に引き下げると明らかにした。だが、これら患者が受ける一部治療は健康保険適用にならず、今回の措置がこれらの莫大な診療費負担を減らすには相変らず力不足だという指摘が出ている。

保健福祉家族部は6日、こういう内容の国民健康保険法施行令改正案を立法予告した。健康保険財政1400億ウォン余りを投じて希少難治性患者63万人余りの診療費負担を少し減らすということだ。希少難治疾患者登録制も施行し、患者が来る6~9月に健康保険公団に登録すればこの恩恵を受けることができる。

だが希少難治性患者らはこういう措置では診療費負担を減らすのに不十分だと話す。10年前から多発性硬化症という希少難治性疾患を病んできたパク・ポラム(28・女)氏は、初期にインターフェロン治療が効かず3年前からは抗癌剤治療を受けている。問題はこの抗癌剤治療は健康保険適用項目ではなく治療受ける度に炎症数値検査費まで250万ウォン程を患者が全額負担しなければならないということだ。

多発性硬化症は脳や脊髄など中枢神経系に原因不明の炎症ができる疾患であり、視神経などが麻痺し視力を失ったり運動神経のマヒで下半身マヒや四肢マヒなどが出現する。初期にはインターフェロンという薬を使えば症状が調節されたりもして、ここまでは健康保険適用になる。このように多発性硬化症を病みインターフェロン治療を受ける患者であれば来る7月からは診療費負担が現在の1ヶ月26万ウォンから13万ウォンに減る効果がある。

しかしパク氏のように抗癌剤治療を受けなければならない患者たちは今回の措置が大きく役に立たない。パク氏は初期に下半身マヒが起きて横になって過ごさなければならなかったが、最近抗癌剤治療で足の指には力を集中することができる程度に少し回復した。パク氏は「同じ抗癌剤を癌患者に使えば患者が出すお金が10%なのに、希少難治性疾患者が使えば100%全額を患者が払わなければならず不合理だ」と話した。

シン・ヒョンミン韓国希少難治性疾患連合会会長は「癌患者には健康保険適用になるMRI(磁気共鳴映像撮影)や抗癌剤治療が、希少難治疾患者には適用されない」として「腹よりはるかに大きいヘソである非給与項目を健康保険適用項目に切り替えてこそ希少難治疾患者らの負担を実質的に減らすことができる」と話した。

キム・ヤンジュン医療専門記者himtrain@hani.co.kr

原文: 訳J.S