記事入力 : 2008-11-17 午後 08:17:52
行政案全部 “車優先権廃止”…年内法改正推進
キム・キュウォン記者
今後、車道で自転車と自動車が同等な通行順位を持つようになるものと見られる。そうなれば自転車運転者は後に付いてくる車に道を譲る必要がなくなる。
行政安全部は17日午後、10ヶ部署・庁・委員会の課長級で構成される「自転車利用活性化推進企画団」会議を開き、24ヶ政策課題を確定し発表した。行政案全部は自転車通行方法改善、利用活性化、利用者安全確保などのために警察庁と共に‘道路交通法’と‘自転車利用活性化に関する法律’を今年中に改正する計画であり、各部署はこれらの課題を2012年まで推進する。
特に警察庁はこの間車道で自動車に通行優先権を与えた道路交通法を改正し、今後は車道で自転車と車両に同等な通行権を与える計画だ。現行道路交通法16条1項を見れば、車道で通行優先順位は緊急自動車>自動車>原動機付き自転車>それ他の車馬(自転車含む)となっている。また20条には優先順位を持った車が後に従ってくる場合再び右側に避け進路を譲歩することになっている。
しかし今後は緊急自動車にのみ通行優先順位を与え、残る自動車と原動機付き自転車,自転車などは車道で同等な地位を持つようになる。したがって自動車が原動機付き自転車や自転車に道をよけろと要求できず、自転車運転者も車両に道をよけてあげる必要がなくなることになる。
チャ・ウルジュン行政案全部地域発展課事務官は「これら条項のために正常に通行する自転車と原動機付き自転車運転者が自動車によって通行を邪魔されたり、はなはだしきは脅威を受ける場合もあった」として「この条項が改正されれば、今後車道での自転車通行がより一層便利になり自転車運転者らの安全もさらに保障されるだろう」と語った。
この日、会議ではこの他にも△自転車駐車場設置拡大義務化△公共自転車標準モデル開発・普及△大衆交通手段と自転車連係方案用意△自転車通学活性化△車道を減らし自転車専用車路用意△自転車専用信号灯と自転車横断道路設置基準用意など内容を確定した。
キム・キュウォン記者 che@hani.co.kr
原文: 訳:J.S