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‘内谷洞(ネゴクトン)私邸’特検にイ・グァンボム弁護士 任命

登録:2012-10-06 08:05
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/554496.html

原文入力:2012/10/05 20:11(950字)

 李明博大統領は5日‘内谷洞私邸事件特別検事’にイ・グァンボム(53)弁護士を任命した。 民主統合党の特検候補推薦案を拒否したが二日後に受け入れたわけだ。

 チェ・グムナク大統領府広報首席はこの日夜、「李大統領は民主統合党が推薦したイ・グァンボム弁護士を(内谷洞私邸事件)特別検事に任命することにした」として「李大統領は特検法が非常に不当で推薦過程も偏向的だが、民生の安定と円満な大統領選挙管理のために民主党が推薦した特検候補の1人を任命することに決めた」と明らかにした。

 李大統領はこの日、大統領府で今回の事案について2時間以上行われた関係首席秘書官会議を主宰しながら「悪法も守られなければならないという考えで特検を任命する」と話したとチェ主席は伝えた。

 イ・グァンボム弁護士は大統領府の任命発表直後に記者たちと会い「特検任命まで論難があったし、その過程で提起された憂慮と心配に対してよく分かっている」として「どんな捜査より先入観と予断のない捜査、法と原則に立った捜査が必要だ。 最大限の力量を発揮して捜査に関する論難が終息できるよう努力する」と明らかにした。

 イ弁護士は「捜査経験が殆どないのに突然特検に任命されて大きな責任を感じている」として「国民の極めて厳粛な命を受けて、憲法と法律に与えられた権限と責任の範囲内で最善を尽くし任務を遂行する」と話した。 今後の計画については「法律手続きに基づき特別検事補と捜査官などを最大限速かに任命する」として「捜査チームは可能ならば素朴で質素に設けたいと思う」と話した。

 イ弁護士は裁判所内の進歩指向研究会である‘私たちの法研究会’出身で、大法院長(訳注:最高裁長官に相当)秘書室長、法院行政処司法政策室長、ソウル高裁部長判事などを務め、昨年ソウル行政法院首席部長判事を最後に裁判所を去った。

アン・チャンヒョン、キム・ウォンチョル記者 blue@hani.co.kr

原文: 訳J.S