原文入力:2012/10/03 20:51(816字)
渡来地 個体数 減り続け
2009年194万→2011年125万
我が国を訪れる冬の渡り鳥が去る3年間、持続的に減っていることが明らかになった。
環境部国立生物資源館は今年1月、全国192ヶ所の主要渡り鳥飛来地で‘冬季鳥類同時センサス’を実施した結果、200種108万7506羽の冬の渡り鳥を確認したと3日明らかにした。 これは前年度と比べて17万羽ほど減った数値だ。
最近の冬季鳥類同時センサス結果を見れば、我が国を訪れる冬の渡り鳥は2009年に前年より31%増加した194万羽余を記録した後、2010年145万羽余、2011年125万羽余に連続的に減少した。
最も大きく減ったのは最大優占種であるトモエガモであった。 トモエガモは2009年106万羽余から2010年64万羽余に急減した後、2011年43万羽余、2012年31万羽余へ減り続け全体の減少傾向を形成した。 この他にマガモが2009年15万羽余から今年11万羽余に、カルガモが同じ期間に7万5千羽余から5万6千羽余に、オナガガモが9千羽余から7千羽余に減るなど、主要鴨類が全体的に減少傾向を示した。 環境部は鴨類の減少傾向は主な越冬地域である西海岸(ソヘアン)干拓地周辺の棲息環境の変化と繁殖地域であるロシア一帯の狩猟および沼地開墾と関連があると推定した。
環境部関係者は「鴨類個体数の減少は日本をはじめ東アジア全体で共通して現れている傾向」としながら「東アジア-オセアニア移動経路パートナーシップなど、渡り鳥保護のための国際的努力に関する協力を強化する計画」と明らかにした。
キム・ジョンス先任記者 jsk21@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/environment/554217.html 訳J.S