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来年 国家負債 465兆ウォン…半分が国民負担‘赤字性債務’

登録:2012-10-03 07:40

原文入力:2012/10/02 20:29(853字)

国家債務 4.4% 増加

 来年の国の借金が465兆ウォンに達し、この内の半分が国民の税金で返さなければならない赤字性債務だと展望される。

 企画財政部が2日国会に提出した2012~2016年国家債務管理計画を見れば、来年の国家債務は464兆8000億ウォンで、今年より19兆6000億ウォン(4.4%)増えるものと見られる。 この内の半分を若干下回る228兆7000億ウォンが赤字性債務であり、その比重は49.2%になった。 赤字性債務とは外貨資産や貸出金などの対応資産がある金融性債務とは異なり、国民の税金で財源を用意して返さなければならない借金をいう。

 赤字性債務は2006年119兆9000億ウォン、2007年127兆4000億ウォン、2008年132兆6000億ウォンと少しずつ増え、2009年(168兆7000億ウォン)以後に増加幅が大きくなっている。 これは2008年金融危機以後に財政拡大を通した景気浮揚政策に努めた結果だ。 赤字性債務は昨年206兆9000億ウォンとなり、初めて200兆ウォンを突破した。 今年の赤字性債務は昨年に比べて12兆7000億ウォン増えた219兆6000億ウォンになると予想される。 国家債務に占める赤字性債務の比重は2015年以後少しずつ低くなると財政部は見通した。 財政部はまた、赤字性債務を管理するために赤字国債発行規模を2015年まで次第に減らし、2016年からは新規発行しないことにした。 しかしこのような展望は来年からの成長率が4%台を維持するという仮定の下で出てきたことなので、政府の計画どおりに財政赤字が減るかは不透明だ。

クォン・ウンジュン記者 details@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/554059.html 訳J.S