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[単独]警察庁長官 “性売買, 運が悪ければつかまる”

登録:2009-04-02 09:24

原文入力:2009-04-02午前08:17:50
‘不正対策 ’記者懇談会 発言 物議
やった時、記者たちに‘モーテルの鍵’あげて“この歳で…”
“時代が変わって認識変化 必要 強調 わい曲伝達”弁明

キル・ユンヒョン記者

←カン・ヒラク警察庁長官.

カン・ヒラク警察庁長官が性売買と関連した不適切発言で物議をかもしている。
カン庁長は去る30日、‘警察規律確立,不正清算対策’を発表した後に開かれた記者懇談会で、‘大統領府行政官性接待疑惑事件’の捜査進行状況を尋ねる質問が出てくるとすぐに「性売買問題はどのように処理するべきか困っている、記者たちに助言でも求めたい。ここにも歳をとった未婚男性記者たちは気を付けないと、運が悪ければつかまる」と話した。

カン庁長はまた「私が(警察庁)広報官を終えて米国研修を準備している時期に、記者たちが酒一杯おごれと言って(酒の席を持った後) 2次に行った」として「モーテルで記者たちに(部屋の)鍵を分けて‘私がこの歳でおかしなことをしている’という気になった」と話した。

同席したキム・ホユン警察庁スポークスマンが「この頃はそのような問題はない」として発言を制止し、カン庁長は「とにかくそうしたこと好む歳のいった未婚男性がいるが、その人々が問題」として話を閉じた。カン庁長は2001年7月まで警察庁広報官を務めた後、2003年8月までワシントン駐在官として勤めた。

カン庁長の発言が伝えられるや、民主労働党と市民団体らは1日「性売買取り締まり業務を受け持っている治安総帥の資質が疑われる発言」として「カン庁長は応分の責任を負わなければならない」と指摘した。

民主労働党はこの日、論評して「性売買取り締まり業務を担当する警察総帥が自身も一時接待をたくさんしたと話すようでは、この社会で性売買根絶と追放がありえるか」として「警察が大統領府行政官性接待事件とチャン・ジャヨン氏事件をまともに捜査することができるか疑問」と指摘した。オ・チャンイク人権実践市民連帯事務局長も「ソウル,麻浦で取り締まりにかかった人々が一般人だったらカン庁長がそのように困り果てただろうか」として「今回の事件は単純な警察総帥の資質論議を越え、厳正に中立を守らなければならない捜査機関が大統領府の表情をどれほど見ているのかを知らせる象徴的な事例」と話した。

言論の身の振り方が不適切だったという指摘も出ている。キム・ユジン民主言論市民連合事務局長は「過去先輩たちは事実上性接待を受け、後輩たちはそのような事実を明らかにした公職者の失言に目をとじる記者室文化が相変わらずだという事実こそ驚くべきだ」と話した。

これに対してカン庁長は「時代も変わって認識の変化が必要だという点を強調したのが誤って伝わった」として「今はそんなことがあってはならないという趣旨で話したこと」と明らかにした。警察庁関係者は「記者たちと腹を割って付き合う席で出た話であり、今はそのような不適切なことは起きていない」と話した。

キル・ユンヒョン記者charisma@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/347586.html 訳J.S