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外科専門医出身 チョン・ウイファ セヌリ党議員 "チャン・ジュナは他殺"

登録:2012-09-13 11:07

原文入力:2012/09/13 09:01(1490字)

←チャン・ジュナ先生の遺骨、頭骨に直径6㎝大の円形骨折部位。

 国会副議長を務めたセヌリ党チョン・ウイファ議員(64・釜山、中区・東区)が故チャン・ジュナ先生の疑問死と関連して「先生の頭蓋骨が神経外科専門医である私に叫んでいるようだ... 他殺だと!」とツイッターに書き波紋が広がっている。 チョン議員は神経外科専門医で脳血管手術の権威者であった1996年に15代国会に入城し、その後5選を続けている。

 チョン議員は11日12時にツイッターに「石を枕に千里の道を歩き上海臨時政府を訪ねた日本軍脱出兵チャン・ジュナ先生の遺骸を見ながら故人の死を悲しむ」として 「国会に入城する前から一人の国民も無念な死はあってはならないと考えた」と明らかにした。

 チョン議員の発言は故チャン・ジュナ先生の他殺疑惑と関連して返答を回避する朴槿恵セヌリ党大統領候補にとって負担になるものと見られる。朴候補は去る8月17日、故チャン・ジュナ先生の他殺疑惑に対する立場を問う質問に「(故チャン・ジュナ他殺疑惑と関連して)真相調査委員会が現場の目撃者に調査がなされているではないか」として「記録があるのを(私も)見た」として即答を回避した。 朴候補が話した真相調査委員会とは参与政府時期の2004年疑問死真相究明委員会を意味し、当時委員会は故チャン・ジュナ先生の死亡原因について‘他殺の疑いがあるが決定的証拠がなく‘真相究明不可’判定を下した。

 だが、疑問死委の判定を巡っても色々な論議があった。 キム・ジン<中央日報>論説委員は8月21日文化放送(MBC)100分討論に出演して「チャン・ジュナ先生の頭蓋骨問題は疑問死真相究明委員会で2度にかけて徹底して調査し、ほとんど全ての真相が明らかになった問題であり、一緒に登山をしたチャン先生の側近キム・ヨンファン氏は数回にわたる言論インタビューと疑問死委証言を通じてほとんど真相が明らかになった事案」とし「頭蓋骨が陥没した穴の写真を持って論争を行うことは真の過去事論争の意味を傷つける」と主張した。 これに対し当時討論を行ったイ・チョルヒ トゥムン政治戦略研究所所長は「何で死んだかを特定できないということが(疑問死委の)結論」と反論した。

 チョン・ウイファ議員は独立活動家の子孫を政府が見守らなければならないという立場をツイッターに書いた。 チョン議員は 「恨の40年、その中の独立闘士。 その方の子孫は今健やかにお暮らしだろうか? 経済的に!」として 「冥土で子孫たちを見ている愛国の志士の魂は安らかだろうか? 恩恵、報恩、感謝こういうことをするために政府があるのではないのか」と明らかにした。 実際、チャン先生の長男であるチャン・ホグォン氏は70~80年代には生計に困難を来たし、二つの独裁政権に数回にわたり殴打、拷問された後、マレーシアとシンガポールに逃避生活をした経験がある。

 チャン・ジュナ先生の他殺論難は先月故人の棺を移葬する過程で火がついた。 当時チャン・ジュナ先生の頭蓋骨に直径6cmの陥没跡が発見され、これを確認したイ・ユンソン ソウル大医大法医学教室教授は「死亡原因は頭蓋損傷」と明らかにした。

ユン・ヒョンジュン記者 hjyoon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/551352.html 訳J.S