原文入力:2012/09/12 21:19(1102字)
←朴槿恵セヌリ党大統領選候補の人民革命党発言に抗議するために集まった事件被害者の遺族たちが12日午後ソウル、汝矣島(ヨイド)のセヌリ党党事務所前で涙を拭いている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr
"奇怪な論理で遺族を傷つけ"
朴槿恵セヌリ党大統領候補が‘人民革命党再建委事件’再審無罪判決の正当性を否認したことと関連して、この事件の遺族・被害者が強力に反発した。
人民革命党再建委事件で犠牲になった人々の遺族らが作った4・9統一平和財団など52ヶの市民社会団体は12日午後ソウル、永登浦区(ヨンドンポク)のセヌリ党党事務所前で記者会見を行い 「朴槿恵氏の最近の言動は大韓民国の根本を揺るがす反民主的・反憲法的発言」とし「朴氏が憲政蹂躪を擁護する発言を繰り返すならば内乱扇動疑惑で刑事告発することを真剣に検討する」と明らかにした。
彼らはまた「朴氏に5・16と維新などについて尋ねるのは、父親に対する娘の私的な立場ではなく、大統領になって憲政を守護する公人としての意志の有無を問うこと」とし「本当に憲法を守護して大韓民国の民主秩序を守る大統領候補になるのか、憲政を脅かす潜在的な反乱の首魁になるのか、明確に立場を明らかにすることを朴氏に要求する」と明らかにした。
遺族および被害者も直接発言した。 この事件で1975年に死刑になったソン・サンジン氏の息子ソン・チョルファン(52)氏は「奇怪な論理を前面に出して責任を回避し、遺族に取り返しのつかない傷を与えている朴氏には果たして人間に対する最小限の礼儀があるのか」と尋ねた。 この事件で無期懲役を宣告されたチョン・チャンイル(84)氏は「裸にされて棒に豚のように吊るされて水拷問にあった記憶が今でも生々しい」として「朴氏の頭の中には維新憲法と現行憲法が一緒にあるようだ」と話した。
遺族および被害者は市民社会と連帯して朴候補の歴史歪曲に組織的に対応する意も明らかにした。 4・9統一平和財団のイ・チャンフン室長は「朴候補が自身がした話について謝らずに、このような発言を継続するならば遺族は最後まで黙ってはいない」とし「今日の声明発表を契機に多様な市民社会団体と対応方式を議論する」と話した。
キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/551441.html 訳J.S