hankyoreh

原文入力:2012/09/12 20:23(1255字)

ホン・イルピョ スポークスマン "朴候補の表現に一部誤解の素地あった"
朴候補 "そのような話はしていない" …謝罪発言 混線








ホン・イルピョ セヌリ党スポークスマンが12日、朴槿恵セヌリ党大統領候補の人民革命党関連発言について「朴候補の表現に一部誤解の素地があって謝る」とブリーフィングを通じて明らかにしたが、朴候補はこれを全面否認して謝る意向がないことを明確にした。 党スポークスマンの公式ブリーフィングを候補が直接否認して出るなど、朴候補の人民革命党発言謝罪を巡りセヌリ党が混線をきたしている。

  ホン・イルピョ スポークスマンはこの日国会政論館でブリーフィングを通じて「セヌリ党は歴史の中で被害をこうむったすべての方の傷を軽視せず治癒のために努力を傾けるし、朴候補の意もこれと違わない」として「朴候補も維新に陰の部分があったし、民主主義が萎縮したという事実を認めている」と話した。 ホン スポークスマンは 「朴候補は過去事は歴史の判断に任せて今日の問題を解決して未来に進もうとの趣旨」として「ただし人民革命党事件と関連して朴候補の表現に一部誤解の素地があったという点は認め、おわび申し上げる。 また、歴史関連発言が不十分という世論も傾聴している」と話した。

  しかしこの日午後、ソウル、良才洞(ヤンジェドン)の教育文化会館で開かれた院外党協委員長ワークショップに参加した朴槿恵候補は、イ・サンイル スポークスマンからこの内容の報告を受けた後 「(ホン スポークスマンと)そのような話をしたことはありません」と話し、ホン スポークスマンのブリーフィングを全面否認した。 多くの記者たちが見守る席であった。 イ・サンイル スポークスマンは「ホン スポークスマンの個人見解かもしれないが朴候補と全く話がされていない状態で出たブリーフィング」とし「朴候補は(ホン スポークスマンの謝罪ブリーフィングを)全く知らない」と話した。

  これに対してホン スポークスマンは「大統合の歩みをしている朴候補の真正性に関する疑問が広がている時点で(朴候補の認識が)適切でなかったという意思を明らかにすることがより良いと判断した」として「朴候補と直接は相談しなかったが参謀側とは相談した」と話した。 朴候補側のある側近は「ホン スポークスマンの明白な失敗」と話した。

  朴候補は前日「同じ最高裁で相反した判決もあったし、その組織に身を置いた方々の色々な証言もあって、こういうものをみな勘案して歴史の判断に任せなければならない」として人民革命党事件に無罪を宣告したソウル中央地裁の2007年判決を認めようとしなかった。 ソン・ヨンチョル記者 sychee＠hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/551389.html 訳J.S