原文入力:2012/09/05 08:57(1026字)
←中国、江蘇省、蘇州にある蘇州三星(サムスン)電子職員が工場内で休息を取っている。 ここは2時間に10分程度の休み時間を提供している。 中国労働監視提供
中国労働監視 8ヶ所調査
"成人身分証で仕事をして"
中国で事業を行っている三星(サムスン)の協力業者だけでなく三星自らの工場でも16才未満の児童労働が行われているという主張が提起された。 米国の非政府機構(NGO) ‘中国労働監視’(China Labor Watch)は4日(現地時間) ‘中国内三星工場調査報告書’を通じてこのような事実を明らかにした。 報告書は去る5月から3ケ月間、中国、天津市など5市にある三星直営工場6ヶ所と下請け業者2ヶ所に調査要員が直接就職したり労働者に面談して作成されたと中国労働監視は明らかにした。
報告書を見れば、まず‘恵州三星電子’工場に16才未満の児童が他人の身分証を利用して仕事をしていたことが明らかになっている。 会社側は児童労働の事実を知っていながら何の措置も取らないのはもちろん、彼らを雇用して退職した成人の身分証まで提供していたと中国労働監視は主張した。 該当工場は三星協力業者HでありHEG電子から部品の供給を受けてMP3, DVDプレーヤーなどを生産している。 天津三星モバイルディスプレイ、深セン三星コジェン移動通信技術なども未成年者を雇用し12時間2交代勤務をさせるなど超過勤務をしていると報告書は明らかにした。
中国労働監視側の主張は<ハンギョレ>が会った天津市の三星労働者からも確認された。 去る8月23~24日に会った労働者は16才未満の児童が仕事をしていると証言した。 天津三星モバイルディスプレイで仕事をするルーリン(仮名・21)氏は「同じ組に身分証を偽って働いている15才の子供がいる」と話した。 これについて三星電子は「16才未満の勤労者に対して不法な雇用を厳格に禁止している。 身分を偽って採用された勤労者はまだ確認されておらず、これを防止するために身分証確認を徹底している」と明らかにした。
天津/イ・ジョンフン記者 ljh9242@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/550246.html 訳J.S