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李外秀「職務質問復活、不愉快だ」

登録:2012-09-04 16:44

原文登録: 2012.09.04 15:50




ツイッターで職務質問復活批判…現職警察官と論争も

「凶悪犯罪は人間の尊厳と価値が低下したため起こったこと」ツイートに
現職警察官「職務質問は警察固有の業務で効果高い」と反論 





小説家 李外秀(イ・ウェス)

警察が3日に職務質問を強化する指針を含めた「性犯罪・凶悪犯罪総合対策」を発表するや、「ツイッターの大統領」と呼ばれる小説家の李外秀氏がこれを批判して警察官と論争を繰り広げた。
李氏は4日早朝、自身のツイッター(@oisoo)で「大学時代、麟蹄(インジェ)の実家に行く度に検問所に着くと必ず憲兵が乗ってきて身分証の提示を求められました。憲兵たちはいつも勘違いなことを聞かれました。私はスパイでも脱走兵でもありません。職務質問が復活するとはなんだか非常に不愉快です。」というツイートをアップロードした。

続けて李氏は「今まで職務質問しなかったから凶悪犯罪が起きたのでしょうか。いいえ、違います。人間の尊厳が地に落ちて価値観がひっくり返り道徳が下水溝に突っ込まれたから起きたのです。教育の改善、憲法の尊守、世の中を綺麗にする運動と指導者の覚醒が切実に求められます。」とツイートした。

彼はとあるネチズンが職務質問に応じなくても構わない理由と方法を紹介したツイートを「職務質問についての常識です。」としてRTした。

李氏が職務質問を批判するツイートをしたところ、同日午後に警察官を自称するパク・チョンデ氏が自らのアカウントで(@jdae8776)「李外秀が職務質問を拒否せよと言い出した。しかし今は88年ファッショ民主化運動時代の思想犯を捕まえるための職務質問ではなく文字通り恐々とした雰囲気に便乗した犯罪者の活動に制約を加えて犯罪の雰囲気を捕まえることに目的がある。なんだか不愉快だ。」と李氏が見られるようにツイートした。

これに李氏は「巡査様、職務質問は違憲です。なぜ不愉快なんですか。」と応じた。それに対して警察官は「先生、まずは私の言葉に気分を害されたとしたら謝罪します。先生に対して申し上げたことではありません。私の気分を表現したに過ぎません。」と言い訳した。しかし朴氏はすぐに「職務質問は警察固有の業務であり、効果が高い」とした警察官のツイートを「先生に読んでいただかなければなりませんね。」と李氏に送った。

キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/550097.html 翻訳: Y.U.