原文入力:2012/08/31 17:44(1040字)
"銀行利子より高い利子を払います"
3000億 予置金の中から500億を引き出す
水原(スウォン)地検特捜部は31日‘銀行利子より高い利子を払います’として全国の大学教授など数千人余から預けておいた預金など3000億ウォン余りの内 数百億ウォンを横領した疑い(特定経済加重処罰などに関する法律違反)で‘全国教授共済会’総括理事イ・某(60)氏を拘束した。
イ氏は去る1998年頃‘韓国教職員共済会’をまねて‘全国教授共済会’を作り運営しながら、去る2000年から最近までに全国の大学教授4000人余りが預けた預金3000億ウォン余りの中から500億ウォン余りを引き出し不動産購入などに使った疑いを受けている。
検察による調査の結果‘全国教授共済会’は金融監督院の許可を受けていない類似受信業者であり、イ氏は月々15万4000ウォン~46万2000ウォンの積立金を納入すれば定年退職時に元金に20%以上の利子を、5000万~1億5000万ウォンの定期預金を1~3年間預ければ都市銀行より2倍程度高い年利7.47~9.35%の利子を払うとして、専任講師級以上の教授と配偶者など4000人余りを会員加入させていたことが明らかになった。 彼らが提示した利子は、現在都市銀行利子3.3~4.2%、信協の4.2~4.6%、貯蓄銀行4.3~4.8%に比べて高い。 イ氏はまた、去る2000年には大学総長を務めた人を名目上の会長として推戴し預金誘致に活用したことが検察の調査で明らかになった。
検察は共済会が今後払い戻しする資金が3000億ウォン余りに達するが、横領額500億ウォン余りを除き共済会に残った財産は1000億ウォン余に過ぎず、追加被害金額は更に増えると見通した。
検察はこれに伴い、共済会の受信中断と資金凍結をさせる一方、イ氏から4件の不動産236億ウォンと預金48億ウォンを還収措置した。 検察はまた、預金者の大量引き出し事態と集団的な積立金返済要求事態が発生すると見て全国の市・道別、大学別に被害者代表で構成された非常機構を設置して残余財産分配などの措置に乗り出すことにした。
水原(スウォン)/ホン・ヨンドク記者 ydhong@hani.co.kr
原文: 訳J.S