原文入力:2012/08//28 22:00(986字)
←パク・ウォンスン ソウル市長
ソウル市「直接住民の意見聞き
専門家と対策論議 進める」
ソウル市江北(カンブク)地域の永久賃貸アパートで5月以後100日余りの間に住民6人が相次いで命を絶った事実が伝えられるや(<ハンギョレ> 8月28日付1面),パク・ウォンスン ソウル市長が早ければ来週、永久賃貸アパートで1泊2日寝泊りして行なう“現場行政”等を通して住居・健康・福祉を連係する永久賃貸アパート総合対策を立てることにした。 貧困・疎外層に安い賃貸料の住宅を提供する線に留まっていた永久賃貸アパート政策の方向を切り替えることになるか注目される。
ソウル市高位関係者は28日「パク市長がある永久賃貸アパートを訪ね、1泊2日留まって住民の話を聞き専門家と対策を議論する熟議をすることにした」として「永久賃貸アパートだけを対象にした総合対策を立てることをソウル市福祉健康室に指示した」と話した。 市はパク市長の訪問時期と場所、具体的方法を検討中だ。 パク市長は内部政策会議を「深く考えて十分に論議する」という意味で「熟議」と名付け、交通・福祉・住宅政策などを取り扱ってきた。また別の市高位関係者は「パク市長の現場行政で実務公務員たちの理解度と執行力が高まり、永久賃貸アパート住民の生存権問題に対する地域住民の関心も喚起することができると期待している」と話した。 キム・サンボム ソウル市行政1副市長はこの日午前、自殺が相次いで発生した永久賃貸アパートを訪ねて自治区・精神保健センター・社会福祉館の関係者などと現場点検・対策会議を行なった。 ソウルにはソウル市傘下のSH公社が江南(カンナム)・江西(カンソ)・蘆原(ノウォン)・麻浦(マポ)・中浪(チュンナン)区に建てた2万2370世帯と、韓国土地住宅公社(LH)が江西(カンソ)・江北(カンブク)・蘆原(ノウォン)・銅雀(トンジャク)区に供給した2万4854世帯など計4万7224世帯の永久賃貸アパートがある。
イム・インテク記者 imit@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/549169.html 訳A.K