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冷えこむ韓・日関係‘カクシタル(訳注:花嫁の仮面)’視聴率 絶好調

登録:2012-08-28 00:20

原文入力:2012/08/27 16:48(829字)

←カクシタル. 韓国放送ホームページ

 韓-日関係が冷えこむほどに熱くなっているものがある。 <韓国放送>(KBS)ドラマ<カクシタル>の視聴率だ。 日帝に対抗する仮面をかぶった英雄を描いた<カクシタル>は冷えこんだ韓-日関係によって自ずから‘愛国マーケティング’となっている。

 光復節である去る15日<カクシタル>の視聴率は19.4%(AGBニールセンリサーチ)で放映以来の最高を記録した。 独島(ドクト)を巡る韓-日間の争いが熱くなった23日には20.3%へさらに上がり、同時間帯のプログラムである<文化放送>(MBC)の<アランサト伝>(14.4%)と<SBS>の<美しいあなたに>(5.4%)を圧倒した。

 15%水準だった視聴率が8月に入り20%水準に跳ね上がったのは、劇が絶頂に至り視聴者たちの関心が高まったためという見方もあるが、‘光復節効果’のおかげと見る向きもある。 このドラマのある製作関係者は「投資額の大きな作品ではなく、視聴率がこれほど上がるとは思わなかった」として「韓-日関係と<カクシタル>視聴率を見れば、韓日両国政府が揃って<カクシタル>を広報しているように見えるほど」と話した。

 <カクシタル>はホ・ヨンマン画伯が1974年に発表した同名の漫画が原作だ。 約40年前の情緒に基づいたドラマが2012年にも人気を呼ぶのは、それだけ韓-日の歴史問題が解決されていないためという解説も可能だ。 このドラマには慰安婦強制動員場面も出てくる。 あるネチズンは最近<カクシタル>のインターネット視聴者掲示板に「大韓独立万歳、カクシタル万歳!」と書いた。 ウム・ソンウォン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/548868.html 訳J.S