原文入力:2012/08/22 19:12(1103字)
←22日午前ソウル、麻浦区(マポグ)、城山洞(ソンサンドン)の戦争と女性人権博物館前に‘竹島(独島(ドクト))は日本の領土’と書かれた杭が付けられていた。
"慰安婦が性奴隷という嘘はやめなさい" ビラも
日本の注目されている政治家である橋下徹 大阪市長が 「(日本軍)慰安婦の強制連行の証拠はない」と主張するなど、日本右派が韓-日葛藤を挑発しているなかで、国内で再び慰安婦被害者を狙ったと見られる‘杭テロ’が起きた。
ソウル、麻浦(マポ)警察署は22日未明、麻浦区、城山洞(ソンサンドン)の‘戦争と女性人権博物館’建物入口で日本人が付けていったと推定される木杭が発見され捜査に着手したと明らかにした。 この博物館は日本軍慰安婦被害者関連資料と記録物などを展示した空間で、韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)も入居している。
戦争と女性人権博物館には去る6月にも日本の極右活動家である鈴木信行(47)が‘竹島は日本の領土’と書かれた杭を設置した経緯がある。 彼は当時ソウル、鍾路区(チョンノグ)、中学洞(チュンハクトン)の駐韓日本大使館前にある慰安婦少女像の足首に同じ杭を縛る姿を撮影した動画を自身のブログに公開した。 これに対し京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)のナヌムの家にある慰安婦被害者ハルモニ10人は去る7月ソウル中央地検に鈴木を名誉毀損の疑いで告訴した状態だ。
麻浦警察署関係者は「防犯カメラに撮影された人物は鈴木とは別人であり、このようなことを主導する団体があると承知している」として「挺身隊対策協で問題を提起すれば、侮辱罪や名誉毀損の有無を検討する」と話した。
挺身隊対策協は「この問題に感情的に対応してイシュー化すれば、かえって日本極右派の意図に巻き込まれる」とし公式意見を出さなかった。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/548228.html 訳J.S