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国際赦免委(Amnesty International)“韓国 批判言論は政府標的”

登録:2009-03-30 22:18

原文入力:2009-03-30午後07:38:47
ムイコ調査官“記者・ディレクター逮捕は言論抑圧”
文化放送ディレクターら 対国民広報戦を続ける

パク・チャンソプ記者,キム・ポンギュ記者

←業務妨害などの疑惑で拘束されたノ・ジョンミョン<YTN>労組委員長が30日午前、ソウル,南大門警察署からソウル中央地検へ向かう護送車に乗り、見送りに出た組合員らと手を取り合っている。 キム・ポンギュ記者bong9@hani.co.kr

検察の<文化放送>(MBC) ‘PD手帳’製作陣強制捜査、および<YTN>労組委員長拘束に対して、国際赦免委員会が「言論の独立性を威嚇する事件」と規定し強い憂慮を表明した。

昨年、狂牛病ろうそくデモの時に韓国を訪問したノーマ・ムイコ国際赦免委員会(アムネスティ)東アジア担当調査官は、30日文化放送ラジオ‘ソン・ソクヒの視線集中’プログラムとの電話インタビューで「去る6ヶ月間の様相を見れば言論報道が政府の気に入らなかったために言論が標的になったと理解する」として「明確に憂慮される事件」と話した。

彼女は「YTN労組委員長は編集権独立に対する威嚇に反対するために平和的な労組活動を行い逮捕されたし、イ・チュングン ディレクター逮捕の場合は過度に抑圧的で不必要なもの」として検察捜査の不当性を指摘した。彼女は引き続き「政府に対する言論の批判は民主主義を構成する重要な要素の中の一つであり、言論の自由は常に尊重されなければならない」と強調した。

ムイコ調査官は昨年、国際赦免委員会が国連に「いかなる言論人も報道機関と関連した活動によって、たとえその活動が名誉毀損に含まれる活動であっても拘束してはいけない」という内容の‘意見の自由,表現の自由に対する特別報告’を出した経緯があると付け加えた。

一方、文化放送時事教養局ディレクター30人余りはこの日午前、緊急総会を開き時事教養プログラム製作拒否を昼間12時をもって解くものの、PD手帳狂牛病プログラム製作陣逮捕と原本資料押収捜索に備え死守隊を継続維持し対国民広報戦も行うことにした。 ウォン・ヘヨン院内代表など民主党議員と党役員20人余りは、この日YTNと文化放送を相次ぎ訪問し「検察の捜査は言論弾圧」という見解を明らかにした後、大統領府に抗議書簡を伝達した。 パク・チャンソプ記者cool@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/media/347041.html 訳J.S