原文入力:2012/08/20 08:47(1486字)
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‘韓-日独島(ドクト)葛藤’今後の展望
野田総理‘遺憾書簡’に反論返書送る公算
"そのまま返送するのは難しく、黙殺は日本側主張の認定と映る"
韓国政府、物静かな対応手順‘MB標示石’新たな火種になることも
政府は野田佳彦 日本総理が李明博大統領対し独島訪問などに関して遺憾を表明した書簡を送ったことに対して反論する方針であると伝えられた。 今回の書信をそのまま送りかえしたり無視する方法もあるだろうが、政府の立場を明らかにすることがより良いという判断が作用したものと見られる。
政府当局者は19日 「野田総理の書簡に対してどのように対応するか、国際法専門家たちの意見を広く聴いている」として「返送や無視、反論書簡伝達などいろいろ方法がある」と話した。続けて、この関係者は「それぞれ長短所があるだけに十分に検討した後に処理する方針」と付け加えた。
しかし政府内部では反論書簡を送る側に重きを置いていると見られる。 別の政府関係者はこの日 「日本総理の書信をすでに受け付けたが、そのまま送り返すことは難しく、握りつぶすのも日本側の主張を認める姿に映りかねない」と語った。 別の関係者も「日本政府が自身の立場を伝えてきたので、私たちもどんな形式であれ立場を明らかにせざるを得ない」と強調した。 これに先立ち日本政府は去る17日夜、駐日韓国大使館関係者を外務省へ呼び、李大統領の独島訪問と‘日王の過去事謝罪必要’発言などに対する遺憾の意を込めた書簡を伝達した。
日本政府は文書伝達の直後、このような事実を直ちに外部に知らせるなど外交慣例にもとる行動を示したが、韓国政府は‘物静かな対応’に努めた。 これは独島と過去の問題(慰安婦など)で既存の韓-日関係の根本が毀損されることを望まないためと見られる。 政府当局者は 「野田総理の書簡は日本国内用ではないだろうか」として「私たちは毅然と対処すれば良い」と話した。
だが、独島を巡る韓-日外交折衝戦が韓国政府の意図どおり落ち着いた展開をするかは疑問だ。 韓国政府は李大統領の独島訪問が‘独島は私たちの領土’であることを確認するために行ったのではなく、環境保護強調のためのものだと主張しているが、日本はこれを契機に‘独島攻勢’の加速ペダルを踏ん