原文入力:2012/08/15 21:47(1324字)
←チャン・チュンハ先生の長男チャン・ホグォン氏
長男チャン・ホグォン氏インタビューで明かす
"死因確定できずに37年耐えてきた
国家機関が乗り出さなければ
数ヶ月以内に科学的分析を依頼する"
"父チャン・チュンハ 他殺証拠が出てきて…
国家が真相を明らかにすべき"
維新政権に対抗して反独裁闘争の先頭に立ち、1975年に疑問死したチャン・チュンハ先生の遺骨から他殺を伺わせる痕跡が発見されたことを契機に、チャン先生死亡事件の全面再調査を要求する声が高まっている。チャン先生の長男チャン・ホグォン(63)氏は15日 「(遺骨検視結果)父親が誰が見ても金槌で頭に一撃を受けて亡くなったことが明らかになった。 今や国家機関が乗り出して誰が(殺害を)指示し実行したかを糾明しなければならない」と話した。
チャン・ホグォン氏はこの日午後ソウル江南区(カンナムグ)の事務室で<ハンギョレ>記者と会い「父親の死因を確定できずに37年の歳月を疑いを抱きながらもじっと耐え忍んできたが死因を明らかにする証拠があらわれた」として「国家機関が(再調査に)乗り出さない場合、数ヶ月以内に正式に科学的な分析を国家機関に依頼するつもり」と話した。
チャン・ホグォン氏をはじめとする遺族たちは京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市のナサレッ天主教共同墓地に安置されたチャン先生の遺骨を去る1日坡州市(パジュシ)炭県面(タニョンミョン)の統一堂山に新しく造成中の‘チャン・チュンハ公園’へ移葬する過程でチャン先生の死後初めて遺骨検視を依頼し、頭蓋骨後方に直径5~6㎝の穴とひびが入った跡を発見した。 チャン・ホグォン氏は「検視を引き受けたソウル大法医学教授が‘傷が特異だ。 もし墜落したとすれば岩の中に直径5㎝の丸く突き出た岩の上で右耳後の頭部が正確に落ちなければそのような傷を負い難い’と話した。 金槌大に頭蓋骨が陥没し、死因は槌による加撃と見える」と話した。
パク・ヨンジン民主統合党スポークスマンは論評して 「今回の遺骨検視を通じてあらわれた端緒を契機に、真実糾明の新しい努力が始まることを願う。 37年間も埋もれていた真実を明らかにするための政府次元の努力を促す」と明らかにした。
2002年疑問死真相究明委員会委員としてチャン・チュンハ先生の疑問死を調査したアン・ビョンウク カトリック大教授(国史学)は「当時は色々な疑惑があったが、ついに真相究明できなかった。 死亡原因と関連した直接的な証拠を確保したという点で政府当局がもう一度真実糾明のために積極的に取り組まなければならない」と話した。
朴槿恵セヌリ党競選候補キャンプは公式論評をしなかった。 チョ・ユンソン競選キャンプ スポークスマンは「まだ立場が整理されていない」と話した。
パク・ギョンマン、キム・ボヒョプ、チン・ミョンソン記者 mania@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/547287.html 訳J.S