原文入力:2012/08/09 20:28(942字)
検察 "ヒョン・ヨンヒ議員は追加調査"
ヒョン・ギファン前議員も来週に召還
セヌリ党の4・11総選挙公認金品授受事件を捜査中の釜山地検公安部(部長 イ・テスン)は9日ヒョン・ヨンヒ(61)セヌリ党議員から3億ウォンを渡された疑い(公職選挙法違反)でチョ・ギムン(48)前セヌリ党釜山市党広報委員長の事前拘束令状を請求した。
チョ氏は去る3月15日、ヒョン議員から 「第19代総選挙でセヌリ党地方区国会議員または、比例代表候補者として公認を受けるために努力してほしい」という要請を受け、ヒョン議員の指示を受けたチョン・某(37・ヒョン議員随行秘書)氏から請託資金などの名目で3億ウォンを受け取った疑惑を買っている。
検察関係者は「チョン氏の陳述など客観的証拠を総合してみる時、3億ウォンを授受したと十分に判断できる」と話した。 ヒョン議員とチョ氏は「活動費名目で500万ウォンを授受した」と主張しているが、検察は信憑性が低いと判断した。
検察は金品を渡したヒョン議員に対しては中央選挙管理委員会が告発した借名後援・寄付行為などの種々の疑惑を共に調査した後、拘束令状を請求する方針だ。 検察関係者は「金品を受け取った人に疑いがあり、与えた人に疑いがないとは言えない」として「ヒョン議員には選管委が告発した内容が多く調査する事項が多いので、これを全て調査した後に一括処理する」と明らかにした。
検察はヒョン議員から出てきた3億ウォンをチョ氏を通じて渡された疑いを買っているヒョン・ギファン(53)前セヌリ党議員も来週に呼んで調査する方針だ。
検察はまた、3億ウォンがヒョン議員の夫が経営する会社から出た可能性が高いとみて捜査中だ。 検察関係者は「ヒョン議員の夫も必要ならば呼んで調査する」と明らかにした。 検察は去る8日この会社の財務担当理事の自宅を押収捜索した。
釜山/キム・ウォンチョル記者 wonchul@hani.co.kr
原文: 訳J.S