本文に移動

"朴槿恵、正修奨学会 チェ・ピルリプらから7500万ウォン後援支援金"

登録:2012-08-10 09:21

原文入力:2012/08/10 08:30(1470字)

←朴槿恵議員. カン・チャングァン記者 chang@hani.co.kr

民主 "3年間の内訳…ほとんどチェ理事長の関係者たち"
朴槿恵側 "自然人の適法な活動…幼稚な攻勢"

 朴槿恵セヌリ党大統領選挙競選候補が自身とは関係ないと言ってきた正修奨学会のチェ・ピルリプ理事長など正修奨学会関連人士から数千万ウォンの後援支援金を受け取っていたと民主統合党が9日明らかにした。 民主党はセヌリ党の公認不正疑惑と借名後援支援金に続き、朴槿恵候補の後援支援金内訳についても継続的に問題を提起する方針だ。

 ミン・ビョンドゥ民主党議員はこの日2004~2011年の間に朴候補の高額寄付者名簿を分析した資料を公開した。 この資料を見れば、チェ・ピルリプ正修奨学会理事長は2007年に1000万ウォン、2008年と2010年に500万ウォンずつ後援し、彼の夫人と3人の子供、奨学会事務局長らも2008年に500万ウォンずつ後援した。 総額4500万ウォンだ。 この他に正修奨学会奨学生出身者の集いである‘サンチョン会’会長2人も総額4000万ウォンを後援した。 朴候補は1995年から2005年まで正修奨学会理事長を務め、以後にはチェ・ピルリプ氏が理事長を務めている。 パク・キチュン民主党院内首席副代表は 「朴槿恵候補は自身と何の関係もないという正修奨学会関係者たちから毎年継続的に後援支援金を模範的に受け取っていた」と皮肉った。

 ミン・ビョンドゥ議員は「朴槿恵候補の姪婿パク・ヨンウ氏と姪ハン・ユジン氏は今までに総額6600万ウォンを後援したが、これら姪夫婦が大株主であるテユ新素材はソロモン貯蓄銀行から資金を借りて危機に陥った別の貯蓄銀行を買収したという疑惑が提起されたことがある」と話した。

 3回にかけて1500万ウォンを後援したソン・ビョンソク前ニューウォルコプ会長は2006年ソウル市テニス協会長を務め李明博大統領のソウル市長時期‘皇帝テニス’論難の中心に立った人物だと民主党は主張した。 ソン前会長は2008年10月財閥家の子弟による株価操作事件である‘ニュウォルコプ’事件にかかわり1年6ヶ月に執行猶予3年を宣告され、2010年2月に出所し翌月の3月23日付でパク候補に後援支援金を出したと民主党は明らかにした。

 職業と住所、生年月日を明らかにしないいわゆる‘不明高額寄付’に関する事例もあった。 2004~2011年の間に高額寄付者の中で職業を明らかにしなかった人が82人(27%),生年月日を明らかにしなかった人が70人(23%),住所を明らかにしなかった人が39人(13%)だった。

 この日、民主党の攻勢と関連して朴候補キャンプのユン・サンヒョン公報団長は「経済的余力のある特定自然人が適法に後援したもので、これについて選挙管理委員会も問題にしていない」として「民主党が幼稚な政治攻勢を仕掛けている」 と話した。 朴候補キャンプのチェ・ギョンファン総括本部長も 「知人から合法的な後援支援金を受けたことなのに、民主党の態度こそ幼稚この上なく反論する価値すらない」と話した。

ソク・ジンファン、ソン・ヨンチョル記者 soulfat@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/546445.html 訳J.S