原文入力:2009-03-27午前12:25:04
裁判所“証人数とても多い”
弁護人“検察が意図的妨害”
ノ・ヒョンウン記者
‘龍山再開発惨事’時、望楼に火事を起こし、警察官を死亡させた疑惑(特殊公務妨害致死)で起訴されたキム・某氏など撤去民4人が出した国民参加裁判申請が棄却された。弁護団は検察がわざわざ多くの証人を申請し、国民参加裁判を無にしたとし反発している。
ソウル中央地方刑事合意27部(裁判長 ハン・ヤンソク)は26日開かれた公判準備期日においてキム氏などが出した国民参加裁判申請を棄却し通常的裁判手続きを通じて事件を審理することにした。 裁判所は「証人数がとても多く裁判だけで20日以上必要とされると予想される」として「生業に従事する陪審員団にとても大きい負担を与えかねない懸案なので国民参加裁判が難しいと判断した」と明らかにした。
検察は警察官,消防署員,用役業者職員など60人余りを証人として申請した。裁判所では検察が申請した証人を皆審問し動画などに対する証拠調査までするならば1ヶ月ほどかかると展望している。
これに対して撤去民弁護団は「弁護団はこの事件を国民と共に判断できる国民参加裁判で進行するために証人数を最大限減らそうとしたが。検察が重複的に証人を申請し、意図的に国民参加裁判を妨害した」と主張した。弁護団は国民参加裁判の排除決定に従わず抗告すると明らかにした。クォン・ヨングク弁護士は「裁判所が態度を変え、検察の重複した証人申請をすべて受け入れた」として「裁判所の積極的な判断がないならば、今後も国民参加裁判施行に対する判断を検察に任せる結果を招来する」と指摘した。
ソウル中央地裁関係者は「裁判慣行上、弁護人側で否認する証拠に対しては検察の証人申請を全て受け入れなければならないのでこういう決定が下されたと見られる」と話した。
ノ・ヒョンウン記者goloke@hani.co.kr
原文: 訳J.S