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"ヒョン・ビョンチョル再任 反対" 人権委専門委員 4人辞退

登録:2012-07-25 10:39

原文入力:2012/07/25 10:01(896字)

←ヒョン・ビョンチョル人権委員長

"ヒョン委員長体制では自らの役割を果たせない"

 国家人権委員会の外部専門委員がヒョン・ビョンチョル委員長の再任に反対して委員職から同伴辞退した。 人権委情報人権特別専門委員であるナム・ヒソプ弁理士、リュ・ジェソン弁護士、パク・ギョンシン高麗(コリョ)大法学専門大学院教授、ソ・イジョン ソウル大社会学科教授など4人は24日‘辞退の立場’を発表して「植物化された情報人権特別専門委員職から辞退する」と明らかにした。 16人の委員で構成された情報人権特別専門委は人権委に情報人権に関連した諮問を提供するために2009年10月に設立された。

 辞退した委員らは、辞退の立場文章で 「情報人権特別専門委が昨年5月に会議を開いた後、1年が過ぎて一度も集まったことがなく、最近の情報人権に対する懸案が多いにも拘らず何の諮問の役割もしていない」として「特別専門委が名前だけの飾りとして残っていることを黙って見守り、これ以上ヒョン・ビョンチョル委員長体制の人権委では何の役割もできないと判断した」と明らかにした。

 特別専門委が設立直後から2010年4月まで6ヶ月余りの間に準備した‘情報人権特別報告書’はヒョン委員長がインターネット実名制、防犯カメラ(CCTV)問題など敏感な内容が含まれることに反対して、一貫して修正を要求したために2年間発刊されずにいる。 専門委員は 「このような状況でヒョン委員長の再任内定の便りが聞こえる」として「情報人権を自身の敵とみなそうとしていることにみじめさを禁じえない」と付け加えた。

 これに先立ち2010年11月にも人権委が委嘱した専門・諮問・相談委員など61人がヒョン・ビョンチョル委員長の辞退を要求して同伴辞退した経緯がある。

オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/rights/544130.html 訳J.S