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洛東江(ナクトンガン)陜川昌寧堰など藍藻類‘警報’段階 超える

登録:2012-07-24 07:28
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/543848.html

原文入力:2012/07/23 19:02(990字)

肝臓癌を起こす毒性含む

  4大河川事業で洛東江(ナクトンガン)に建てられた多くの堰により先月、有毒性藍藻類が細胞数だけで見れば上水源保護のために適用する藻類警報制度の‘注意報’発令基準以上に増殖したことが明らかになった。 陜川昌寧堰と昌寧咸安堰では藍藻類がml当たり1万個を越え‘警報’段階を越えたことがわかった。

  藻類警報制で注意報は藻類全体の総量を現わすクロロフィル-A濃度と藍藻類細胞数がそれぞれ15㎎/立方m以上、500個/ml以上である時、警報はそれぞれ25㎎/立方m以上、5000個/ml以上である時に発令される。 藍藻類は藻類の中で特に肝臓癌を誘発する毒性があり、環境部ではクロロフィル-A濃度基準とは別途の基準を定めて管理している。

  チャン・ハナ民主統合党議員が環境部から提出させて23日に公開した‘洛東江水路クロロフィル-Aおよび藍藻類分析結果’資料によれば洛東江に設置された8ヶの堰の中で最上流にある尚州堰を除いた残り7ヶの堰の藍藻類細胞数が全てml当たり500個を越えた。 最も少なく出てきた亀尾堰が607個であり、最もたくさん出た昌寧咸安堰は1万7647個、陜川昌寧堰は1万1308個であった。 特に陜川昌寧堰ではクロロフィル-A数値も58.6㎎/立方mにもなり、湖水に適用される藻類警報制の警報発令基準を越えた。

  陜川昌寧堰の下流には漆西取水場、昌寧咸安堰の下流には本浦取水場など6ヶの取水場があるが、環境部は4大河川堰には藻類警報制の代わりに水質予報制を適用しており、注意報も警報を発令することはなかった。 水質予報制ではクロロフィル-Aが70㎎/立方mを越えてこそ最も低い水準である関心段階に入る。

  環境部関係者は「水質予報制の発令基準には入らないものの、藍藻類細胞数が500個/mlを越えて関係機関に関心段階に準じて管理するよう通知した」として "洛東江の浄水場は高度処理施設になっていて人体有害性の問題はない」と話した。 キム・ジョンス先任記者 jsk21@hani.co.kr

原文: 訳J.S