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未来貯蓄銀行、日本 貸付業者に売却される

登録:2012-07-20 07:25
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/543438.html

原文入力:2012/07/19 21:14(883字)

ウリ-ソロモン、ハナ-韓国貯蓄
それぞれ優先交渉対象者に選定

  日本の貸付業者であるJトラストが、去る5月に営業停止された未来貯蓄銀行を買収することになった。 貸付業者が貯蓄銀行を買い入れた初の事例だ。

  預金保険公社は19日、貯蓄銀行売却本入札の結果、ソロモン貯蓄銀行はウリ金融持株会社が、韓国貯蓄銀行はハナ金融持株がそれぞれ優先交渉対象者に選ばれたと明らかにした。 預金保険公社はこれらが先月競争入札で資金支援要請金額を最も少なくしたため優先交渉対象者として選定したと明らかにした。 売却の主要原則である‘最小費用原則’に符合するという説明だ。 ハンジュ貯蓄銀行は入札参加者が1社しかなく売却が失敗に終わった。 預金保険公社はハンジュ貯蓄銀行を架橋貯蓄銀行に契約・移転する方式で整理する予定だ。

  未来貯蓄銀行の優先交渉対象者に選ばれたJトラストは1977年に設立された貸付業者だ。 現在、持株会社形態で運営されており、金融・不動産・情報技術(IT)等の子会社があるが、売上の80%は金融分野から出ている。 Jトラストは韓国内の貯蓄銀行を買収した最初の貸付業者となる。 貸付業者は預金受信基盤がなく高い調達金利を負担しなければならない点を‘苦衷’として挙げてきた。 これを補完するためにラッシュ&キャッシュなど国内の貸付業者も貯蓄銀行引受戦に飛び込んだことがあるが、貸付業が第2金融圏に進出することに対する情緒的拒否感などが引受の障害物になってきた。 金融当局もやはり否定的な立場だったが、貯蓄銀行を買収する所を現実的に探すことが難しいという点を挙げて立場を変えたと知られた。 貯蓄銀行業界関係者は「引受資金の源泉が透明ならば貸付業者でも問題はないと理解する」と話した。

チェ・ヘジョン記者 idun@hani.co.kr

原文: 訳J.S