本文に移動
全体  > 経済

今年 調査に対する答礼品として商品券54億分買ったが…統計庁、伝統市場商品券は5千万ウォン分だけ購買

登録:2012-07-10 06:46

原文入力:2012/07/09 20:18(1251字)

今年7月まで購買率 わずか 1%
ホームプラス・新世界商品券は32%

 調査答礼品として年間90億ウォン相当の商品券を購入している統計庁が、ホームプラス・新世界など大企業の商品券は大量購入しておきながら、伝統市場用商品券であるオンヌリ商品券は冷遇していることが分かった。

 9日、統計庁資料によれば、統計庁は今年7月までに各種調査に対する答礼品として総額54億8320万ウォン分の商品券を購入し、この内オンヌリ商品券の購買比率は1.0%(5158万ウォン)に過ぎなかった。 最も高い比率を占めたのは文化商品券で37.2%(20億4187万ウォン)であり、流通大企業であるホームプラス商品券は23.4%(12億8390万ウォン),新世界商品券は8.5%(4億6446万ウォン)を占めた。

 政府が伝統市場を生かそうとの趣旨で大企業と公共部門などにオンヌリ商品券の購買を薦めているものの、政府機関である統計庁は逆行しているということだ。 オンヌリ商品券は昨年1810億ウォン分が回収され、今年は上半期だけで1510億ウォン分が回収されるなど使用が増加している。 使い途もますます増え、全国1150余市場の16万余店舗で利用が可能だ。

 統計庁のオンヌリ商品券購買比率は昨年と比べても8分の1に縮小された。 昨年統計庁のオンヌリ商品券購買比率は8.2%で7億5700万ウォン分であった。 統計庁関係者は 「昨年政府側でオンヌリ商品券購買を強く薦めた」として「今年は答礼品に対する選好度調査を土台に商品券を購入した結果、オンヌリ商品券の購買が減ることになった」と説明した。 だが、統計庁の答礼品選好度調査項目には農協、新世界、ロッテ、ホームプラス商品券などはあるがオンヌリ商品券は最初から含まれていない。

 統計庁の農協商品券過多購買も問題点として指摘された。 特に昨年の場合、統計庁は農協中央会が発行する農村サラン(愛)商品券を全体の70.7%(64億2200万ウォン)も購入した。 これに対して国会予算政策処は先月発行した2011年度部署別決算資料で「割引率が低い特定商品券を随意契約を通じて過多導入することを改善」しろと指摘した。 農協商品券の場合、発行機関が1ヶ所であるため随意契約を結ばざるを得ず、他の商品券に比べて割引率が低く予算浪費の可能性があるということだ。

 チン・ビョンホ全国商人連合会長は「オンヌリ商品券は郡単位まで全国どこでも使用が可能だ」として「政府が同伴成長を叫んでいるので統計庁も積極的に参加してもらいたい」と話した。

チェ・ヒョンジュン記者 haojune@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/541783.html 訳J.S