原文入力:2012/07/01 20:19(1334字)
‘ウィウィーン~’登り坂のも時速15km軽々
電動自転車で出勤してみたら‘ウィウィーン~’というモーターの音がうれしかった。 初めて乗る電動自転車を‘クールに’通勤に乗り出したが、出発点のソウル、松坡区(ソンパグ)梧琴(オグム)公園横の道は最初から登り坂だった。 初夏の暑さのせいでやや腰が引けた状態。 その時‘ウィウィーン~’という音とともにモーターが回り始めるや重かったペダルが軽くなる。 「オッ、大丈夫そう」
去る26日、電動自転車に乗っての出勤を敢行した。 梧琴洞(オグムドン)から炭川(タンチョン)自転車道路を経て大峙洞(テチドン)に至る約10kmの距離。 アルトンスポーツが新しく出したモデル‘イースター26’に乗って行った。 PAS(ペダル補助システム)方式でペダルを回せば、電動モーターが自動的に作動して動力を補助してくれる。 日本などで主に使っている方式で傾斜面では頑張り、平地では電力使用を最小化してエネルギーを節約する。 最高速度は安全のために時速25km以下に制限される。
登り坂を苦労知らずに通過した後、可楽市場(カラクシジャン)まで車道脇の自転車道路を走行した。 坂道よりさらに辛いのは中間中間のバス停留所と停車中のあるタクシーなどの乗用車であった。 自転車道路を走ったが、これらが塞いでいれば速度を上げることはできない。
炭川(タンチョン)に入ると状況は一変した。 電動自転車はあたかも水を得た魚のように力強く走った。 平地で時速23~24kmを維持すると、朝のジョギングをしている人々を簡単に抜き去った。 しかし大峙洞にあるポスコセンター記者室まで炭川自転車道路は連結されていない。 楽しく走りたい誘惑を振り払い江南(カンナム)運転免許試験場側に曲がって上がってきた。 傾斜がきつい登り坂だったが、出力を最大に高めると時速15kmで駆け上がってきた。LSネットワークスのヨン・ジョンチャン バイクチーム部長は「登り坂では電動自転車がサイクル選手も退ける」と語った。
自転車道路はすぐに途切れてしまった。 道路交通法に従えば車道に出て行かなければならないが、走る車のせいで意欲がわかなかった。 テヘラン路にあふれる会社員の間で電気自転車を走らせた。 PAS方式なのでペダルをこげば自転車が意図した力よりさらに走るので気を遣わなければならない。 グリップのそばにあるLCDコントローラーを通じて出力調節が可能で‘急発進’を防止できる。
出勤にかかった時間は40分程度であった。出退勤時間時はバスに乗ってくれば50分程度かかり、乗用車でも渋滞時は50分~1時間程度かかる距離だ。 時間競争力は充分だった。 炭川辺の葦畑も見て、都心路地の隅々を見ることもできるが、有用性が落ちる程には遅くないわけだ。 また、向かい風が吹いてもモーターが力強く回り、体力負担も減らせた。
イ・ワン記者
原文: 訳J.S