原文入力:2012/06/28 22:01(1196字)
イ・ソクキ議員 召還有無‘触覚’
検察、選挙補填金 過多計上 捜査
CNC側‘一方的逮捕’反発も
イ・ソクキ統合進歩党議員が運営する選挙企画会社(株)CNコミュニケーションズ(CNC)の公職選挙補填金過多計上疑惑と関連して光州(クァンジュ)地検順天(スンチョン)支庁は28日、2010年6・2地方選挙時この会社の総括室長だったクム・某(42)現代表など4人を詐欺の疑いで逮捕し、被疑者身分で調査していると明らかにした。 検察は逮捕に先立ち光州地方裁判所順天支所から逮捕令状の発行を受けた。
クム代表らは2010年地方選挙の時、チャン・マンチェ全南道(チョンナムド)教育長候補とチャン・フィグク光州市教育長候補の選挙企画・広報業務に従事して遊説車両貸与費用など選挙費用を膨らませ、選挙管理委員会から不当に選挙費補填を受けた疑いがあると検察は明らかにした。 検察はCNC側が二人の教育長候補の選挙費用を過多計上して選挙補填金16億3000万ウォンの内、2億ウォン余りを多く支給されるようにした疑い(詐欺)と関連して、当時会社代表であったイ議員と当時総括室長だったクム代表が主導したと見ている。
これに伴い、検察がいつイ議員を呼んで調査することが出来るかに関心が集まっている。 検察が二人の教育長とCNCの協力業者関係者などを調査対象者と参考人身分で調査した後、CNC関係者たちを詐欺容疑で逮捕したことは、イ議員の召還に先んじた手順だという分析も出ている。
クム代表はイ議員の大学後輩で、イ議員を助けて選挙企画会社を設立した後、去る2月からCNCの代表を受け持っている。 検察は2010年当時、遊説車両納品業務を担当したキム・某(36)前CNCチーム長とフリーランサーとして仕事をしたH(38)氏など候補コピーライター2人も逮捕した。
だが、クム代表らは検察が‘過多計上して支給された’とした選挙補填金2億ウォン余に対して‘いかなる虚偽領収書も発行した事実はなく、選挙企画会社の正当な収益を詐欺に追い立てている’と主張したと伝えられた。
CNC側は裁判所に逮捕令状の適法可否審理を請求するなど強く反発した。 CNC側は 「刑事訴訟法第200条によれば‘被疑者としての出頭要求に対して応じなかったり応じない恐れのある場合に逮捕令状による逮捕が可能だ’と規定されている」として「ただの一度も‘被疑者’として出頭要求を受けたことがないのに、参考人召還に応じなかったとして闇雲に逮捕したことは非難を受けて当然だろう」と明らかにした。
順天/チョン・デハ記者 daeha@hani.co.kr
原文: 訳J.S