原文入力:2012/06/24 21:12(713字)
国土は干からび 洛東江(ナクトンガン)は呻いている
遥か遠いブラジルのリオでイ・ミョンバク大統領が「4大河川再生事業により、洪水と日照りの両方の克服に成功した」と演説していた頃、洛東江の水の色は変わっていた。 <洛東江を守ろう 釜山市民運動本部>は「陜川堰 (ハプチョンボ)によって支流から流入するはずの水が流れられずに淀んだり、反対に上流方向に流れている。 本流と支流が出会う地点では川底に積もっていた緑藻が繁茂している」と写真を撮って明らかにした。 しかし洛東江流域環境庁関係者は「去る18日、洛東江水環境研究所の測定の結果、 陜川 の昌寧堰(チャンニョンボ)上流の6つの堰で、緑藻物質であるクロロフィルaの濃度が例年と同様の10㎎/立方m内外に留まっているが、 陜川 の昌寧堰では58㎎/立方mを記録して青く見えることもある」として「これは 陜川 の昌寧堰が下流の河床保護石積み工事のために水門を全て開くことが出来ず水流が停滞したためと分析され、洛東江全般の水質は良好な状態と釈明した。 理由はどうあれ、パク・ノヘ詩人が<川の水は流れなければならない>と詠じたように、「川の生命はダムの中の多量の水ではなく」「悠久に流れる澄んだ水」でなければならない。
イ・ジョングン記者 root2@hani.co.kr,
写真:<洛東江を守ろう釜山市民運動本部>提供
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/539317.html 訳A.K