原文入力:2009-03-23午後10:08:44
分譲価格膨らましなど反発…残金拒否に訴訟まで
キム・グァンス記者
蔚山で完工を控えたアパートの住民たちと施行・施工者間に摩擦が相次いでいる。
10月竣工予定の1100余世帯規模の蔚州郡,凡西邑Hアパート入居予定者協議会会員たちは、分譲当時施行社が㎡当たり200万ウォン台で買い入れたものを600万ウォン台で買い入れたとして地価を3倍にも膨らませアパート団地と郊外周辺道路の用地を蔚山市に過度に寄付し、結果的に㎡当たり分譲価格が250万ウォン以上上がる結果となったとし集団反発している。
入居予定者たちは分譲価格引き下げと中途金利子払い戻しなどを要求し、最近アパート建設現場と凡西邑の体育公園で集会を開き、施行社が要求条件を受け入れなければ全体入居予定者を対象に最後の中途金と残金納付拒否運動を行うと施行・施工者に通知した。
12月完工予定の470余世帯規模の蔚州郡,凡西邑のＤアパート入居予定者たちはアパート進入道路未開設と団地内擁壁工事問題などを理由に施工業者を相手に契約解除を要求し蔚州郡庁に‘許可条件を履行しなければ使用承認(竣工許可)を出さないこと’を要請する陳情書を提出した。
昨年11月入居予定だった188世帯規模の南区Ｓ住商複合アパート契約者99人は、施工者が資金難により工事を仕上げできず、竣工が4ケ月以上遅れるや最近施行・施工者を相手に‘竣工遅延で引越し荷物をコンテナに何ヵ月も保管し親戚の家とモーテルを転々とするなど被害がとても大きい’として蔚山地方裁判所に契約解除訴訟を起こした。
先立って凡西邑Oアパート入居予定者50人余りも、昨年12月アパート竣工を控え‘アパート地下駐車場の支持台に亀裂が発生し入居困難’として使用承認を遅らせてくれとし蔚州郡に陳情書を出し700世帯余りが入居に支障をきたすところだったが、蔚州郡が入居予定日前日に竣工許可を出し一息ついた。
蔚州郡建築課関係者は「過去には入居予定者が竣工を控え使用承認をはやく出してくれと嘆願を入れたが、この頃は反対に使用承認を下ろすなという嘆願が入ってきている」として「2～3年前に高い価格で分譲を受けた入居予定者たちが景気不況で中途金と残金納付に負担を感じ入居を先送りする傾向があるようだ」と分析した。
キム・グァンス記者kskim＠hani.co.kr
原文: 訳J.S