原文入力:2012/06/14 21:02(759字)
‘異常現象’ 4ヶ月目…先月 明確に
中国の輸出入が増えれば我が国の対中輸出も自動的にほぼ比例して増えるという‘公式’がこわれている。 14日、中国商務部の輸出入統計を見れば、去る1~4月の中国の輸入合計は昨年同期に比べ5.0%増えた。 反面、中国が同じ期間の我が国(韓国)から輸入した金額は0.9%の増加に留まった。 中国の輸入合計が1年間に小幅ではあるが増加したが、我が国の対中輸出額は大きく減少したのだ。
こういう現象は2月以後続いており、先月からは一層明確になった。 中国海関総署は先月中国の輸入増加率が昨年より12.7%増加したと明らかにしたが、我が国の対中輸出(5月1~20日・関税庁の通関基準暫定分)は10.3%も急減した。
我が国の対中輸出が最大貿易国である中国の輸出入よりはるかに急速に冷めているということだ。 昨年中国の輸出が前年より20.3%増え、我が国の対中輸出も24.2%増加した。 だが、今年5月まで中国の輸出額は昨年より約9%内外増加したが、我が国の対中輸出額は1.7%減少した。
中国は昨年我が国の輸出全体の24.2%を占めた上に、貿易収支黒字(308億ドル)より大きな貿易黒字(477億ドル)を抱かせた。 中国の輸出入鈍化幅よりはるかに速い速度で我が国の対中輸出が減っているのは対中輸出の中で加工貿易比重が50%を越えている上に、中国内需市場掌握力が大きく劣っているためだ。
リュ・イグン記者 ryuyigeun@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/537873.html 訳J.S