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【TOP】 チグァン前総務院長・ポソン現宗会議長も査察された…曹渓宗(チョゲチョン)強力反発

登録:2012-06-12 09:48
https://www.hani.co.kr/arti/society/religious/537254.html

原文入力:2012/06/12 08:12(1311字)

"支援官室査察、被害ないか"
検察、電話で知らせてきて確認
仏教界 12日 抗議会見
キム・ミファ氏 "私も連絡受けた"

 国務総理室公職倫理支援官室(支援官室)が曹渓宗高位要人を秘密裏に査察してきた事実が検察捜査で確認されたとし、曹渓宗はこれに対し強力に対応することにした。

 曹渓宗中央宗会関係者は11日 「ソウル中央地検民間人査察捜査チームが最近ポソン僧侶に電話をして‘チグァン僧侶に対する査察資料を調べている間に(ポソン)僧侶に対する内容も発見されたが、被害はあるか’と問い合わせした」と明らかにした。 チグァン僧侶は2005年から2009年末まで曹渓宗総務院長を務めた後、今年初めに入寂し、ポソン僧侶は2008年末から曹渓宗の立法府である中央宗会議長を務めている。

 これと関連してソウル中央地検特別捜査チーム(チーム長 パク・ユネ)はこの日、支援官室業務処理文書にポソン僧侶の動向報告が含まれていた事実を確認したと明らかにした。 しかし検察関係者は「文書に登場する仏教系代表者はポソン僧侶だけ」とし「単純動向報告で尾行や強要行為は確認されず関連者の処罰は難しい」と話した。

 曹渓宗総務院と中央宗会は不法査察対策委員会を構成して12日に共同記者会見を行い、国務総理室には抗議団を、ソウル中央地検には真相調査団を派遣することにした。 総務院と中央宗会は近い将来 不法査察と政治工作対策委員会を発足させ、政界に国政調査を要求する計画だ。

 中央宗会核心関係者は「キリスト教長老である李明博政府スタート以後、公職者の相次ぐ宗教偏向に対する抗議表示として2008年8月‘憲法破壊・宗教差別 李明博政府糾弾 汎仏教徒大会’を開催する頃から政府が仏教系代表者を査察しているといううわさが出回ったが、結局事実であることが明らかになった」として「検察が言葉を変えてポソン僧侶一人だけしたというのは波紋の拡大を防ごうとしているとしか見られない」と主張した。

 この関係者は「対政府闘争当時、チグァン僧侶が留まったソウル、明倫洞(ミョンニュンドン)の伽山仏教文化院前で尾行刑事3人が発覚し、警察情報部員が総務院に入ってきて無線webからコンピュータ・ネットワークに侵入し幹部僧侶の口座を追跡した経緯があり、主要宗団僧侶が銀行口座を追跡された事実が次々と明らかになっている」として「政府が400~500人を査察し、仏教界を揺るがそうとしているといううわさが流言ではないと見られる」と話した。

 一方、放送人キム・ミファ氏もこの日「民間人査察捜査チームから公職倫理支援官室の査察文書の中に‘2009年MBCラジオ キム・ミファ交替関連動向’文書が発見された' という連絡を受けた」と明らかにした。チョ・ヒョン宗教専門記者、キム・テギュ記者 cho@hani.co.kr

原文: 訳J.S