原文入力:2012/06/09 19:52(1767字)
"朴槿恵 マッカーシズムときっぱり戦う"
←イ・ヘチャン新しい民主統合党代表が9日午後、京畿(キョンギ)高陽市(コヤンシ)のキンテックスで開かれた臨時全国代議員大会で代表に選出された後、受諾演説をするため演壇に出てきて手を振り歓呼に応えている。 後方右側は2位となったキム・ハンギル候補. 高陽/イ・ジョンウ先任記者 woo@hani.co.kr
民主統合党新任代表に選出
最高委員にキム・ハンギル、チュ・ミエ、カン・キジョン、イ・ジョンゴル、ウ・サンホ
今年末の大統領選挙を控えて民主統合党を率いる党代表にイ・ヘチャン候補が選出された。
イ候補は9日京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)のキンテックスで開かれた民主党臨時全国代議員大会で24.3%(6万7658票)の支持率で党代表に選出された。 去る20日に始まった全国巡回競選で1位を占めたキム・ハンギル候補は23.8%(6万6187票)の支持率で2位に終わった。 0.5%差の薄氷勝負であった。 イ候補、キム候補に続きチュ・ミエ(14.1%)、カン・キジョン(10%)、イ・ジョンゴル(8.4%)・ウ・サンホ(7.5%)候補が最高委員に選ばれた。
民主党代議員投票30%と党員・市民現場・モバイル投票70%を合算する方式で行われた今回の大会で、イ代表は地域・政策・在外国民代議員投票で1万6326票を得て1万8748票を得たキム候補に遅れをとった。 しかしイ候補は終盤の党員・市民現場・モバイル投票で5万1333票を得て4万7439票に終わったキム候補を抜き、最終1位を占めた。 李明博大統領と朴槿恵前代表などセヌリ党と一部保守勢力の思想論争攻勢が終盤の変数として作用して市民・党員モバイル投票に影響を及ぼしたものと分析される。
イ代表は受諾演説で 「私たち皆が力を集めて第2期李明博政権である朴槿恵セヌリ党政権の誕生を阻み、第3期民主政府を樹立しよう」として「(セヌリ党は)再びこのような従北主義マッカーシズムえおすることなく大統領選挙を本当に民生を政策競争する選挙として臨んで下さることをもう一度呼び掛け差し上げる」と話した。
イ代表をはじめとする新しい指導部は朴槿恵-ファン・ウヨ体制のセヌリ党に対抗して、大統領選挙準備体制に転換し戦列を整えるものと展望される。 イ代表は今後3人の指名職最高委員と事務総長・スポークスマンなど主な党職人選を行い、今月中に大統領選挙企画団を構成するなど12月の大統領選挙準備に拍車を加える予定だ。
‘イ・ヘチャン党代表-パク・チウォン院内代表合意’に対する党内批判世論にもかかわらず、イ・ヘチャン代表が当選したことについては、大統領選挙を控えて党の中心を捉える強力な指導力を望む党員の願いと民心の反映という評価が出ている。 イ代表側関係者は 「選挙中盤以後、私学法改正などアイデンティティ論難に火がつき、イ候補が思想論争に強力に対応しながら特に市民選挙人団を中心に投票者の心を集めたと見る」と話した。 この関係者は 「モバイル選挙に表れた約3千票差異は市民選挙人団として参加して下さった方々のおかげだと見る」として「その中でも20~30代が友好的だったことと見る」と分析した。
地域巡回代議員投票で7位に終わったイ・ジョンゴル候補がチョ・ジョンシク、ウ・サンホ候補を抜いて5位に上がったことも終盤の異変に挙げられる。 チョン・ドンヨン常任顧問)とチョン・ジョンベ前最高委員などの支持とチョン・ボンジュ前議員のファンクラブである‘ミグォンス(訳注:チョン・ボンジュと未来権力たち)’のモバイル投票支持宣言などが影響を与えたと分析される。 ソン・ハクキュ系を代表して出馬したチョ・ジョンシク候補の脱落でソン・ハクキュ常任顧問の大統領選挙挑戦にも一定の制約が伴うのではないかとの観測が出ている。
ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/536893.html 訳J.S