原文入力:2012/06/08 20:05(1075字)
勤労挺身隊被害ハルモニたち
東京本社前で抗議示威
‘第2次 不二越 強制連行・強制労働訴訟を支援する北陸連絡会’
事務局の中川美由紀氏は 「戦争犯罪には時効がない」と強調した。 中川がマイクを持ち右腕をまっすぐ上げてスローガンを先唱した。
"不二越は謝れ。不二越は賠償しろ。"
日帝植民地時期、日本不二越でいわゆる‘勤労挺身隊’として強制労働をさせられたハルモニたちと韓国・日本両国の支援団体関係者たちが8日、日本、東京港区の不二越鋼材本社前で謝罪と賠償を促す示威を行った。 韓国最高裁が先月24日、強制徴用被害者の個人請求権を認め、日本企業が賠償しなければならないという趣旨の判決をして以後、強制徴用被害者が日本で示威を行ったのは初めてだ。
この日の示威には不二越で強制労働をしなければならなかったキム・ジョンジュ、キム・ケスン、チェ・ヒスン ハルモニ、勤労挺身隊ハルモニと共にする市民の会キム・ヒヨン代表とイ・クコン事務局長、日本側から不二越被害者訴訟を支援してきた北陸連絡会会員と神奈川県シティユニオン会員など10人余りが参加した。
キム・ジョンジュ ハルモニは全南(チョンナム)、順天(スンチョン)南小学校6年だった1945年、満13才で‘行けば勉強もさせてくれるし上級学校にも行かせてくれる’という話にだまされて不二越鋼材に勤労挺身隊として行き、賃金も受け取れずに厳しい労働に苦しめられた。 解放後、故郷に帰ってきたが慰安婦と誤認されて婚約破棄の苦痛を受けもした。 不二越鋼材は1928年に設立された軍需工場で、1944~1945年の2度にわたり韓半島から13~16才の少女1089人を勤労挺身隊として動員した。 当時、不二越で働いたキム ハルモニなど23人は去る2003年に日本の裁判所に訴訟を起こしたが、日本最高裁判所は昨年、韓日請求権協定を理由に彼女たちの請求を最終棄却した。
しかし戦いはまだ終わらなかった。 北陸連絡会議の中川氏は 「昨年12月から毎月1回、富山の不二越事務所前で抗議デモを行い、今後も継続する予定」とし「不二越が謝罪と賠償を避けることはできないだろう」と話した。 この日、不二越はデモ参加者の面談要求を断った。
東京/チョン・ナムグ特派員 jeje@hani.co.kr
原文: 訳J.S