本文に移動

男性が100万ウォン受け取る時、女性の賃金は61万300ウォン

登録:2012-06-05 06:54
https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/536061.html

原文入力:2012/06/04 20:06(1097字)

労働社会研究所報告書
男女格差 昨年より拡大
非正規職女性の増加が影響

 男女間の賃金格差がこの1年間で拡大したと調査された。 また、高所得労働者と低所得労働者間の賃金格差も拡大した。

 4日韓国労働社会研究所が発表した‘非正規職 規模と実態-2012年3月統計庁経済活動人口調査付加調査分析’報告書によれば、去る3月基準で男性労働者の賃金を100%と見る時、女性労働者の賃金は61.3%にとどまった。 男性の賃金が100万ウォンである時、女性の賃金は61万3000ウォンに過ぎないということだ。 昨年3月、男性賃金 対比 女性賃金の比率は62.1%であった。

 性別賃金格差が拡大したことは賃金の安い非正規職分野で女性は増え男性は減ったためと解説される。 3月女性非正規職労働者数は448万9000人で1年前の昨年3月441万4000人より8万5000人増えた。 反面、男性非正規職労働者数は3月基準で388万人で、昨年3月389万8000人より逆に1万8000人減った。 非正規職賃金が正規職の半分(52.2%)水準であることを勘案すれば、女性非正規職労働者の拡大によって女性の賃金増加率が低くなったと見られる。

 実際、去る3月の時間当り賃金は男性労働者1万4141ウォン、女性労働者8670ウォンであったし、昨年3月には男性1万3288ウォン、女性8246ウォンだった。 1年間で男性が853ウォン上がる時、女性は424ウォンの引き上げに終わった。 キム・ユソン韓国労働社会研究所長は「賃金が安い非正規職労働者数で男性より女性が多くて、その差もますます大きくなっている」として「このために男女間賃金格差が拡大していると見られる」と話した。

 高所得労働者と低所得労働者間の賃金差も拡大した。 下位10%である低所得賃金労働者の月賃金総額は75万ウォンで昨年3月より5万ウォン上がったが、上位10%である高所得労働者の月賃金総額は400万ウォンから20万ウォン上がった。 高所得労働者 対 低所得労働者の賃金格差が昨年の310万ウォンから今年は325万ウォンに拡大したのだ。 だが、下位10% 対 上位10%賃金比率は5.33倍で1年前の5.43倍より若干減少した。 チェ・ヒョンジュン記者 haojune@hani.co.kr

原文: 訳J.S