原文入力:2012/06/01 22:11(816字)
瑞草区(ソチョグ)に‘許認可是正’要求
ソウル市が江南(カンナム)の真中である瑞草区、瑞草洞の道路下を掘り、礼拝堂を作っている‘サランの教会’側に瑞草区が二面道路の地下占用を許可したことは違法という結論を下した。 許可権を持つ瑞草区がこれを受け入れれば、教会は工事を中断したり設計を変更しなければならない。
ソウル市は1日公益上の必要性がなく、公共施設とも見られない教会礼拝堂の工事のために道路地下の占用許可を出した瑞草区の許認可処分が違法・不当だとし、これを是正し関連者を懲戒するよう瑞草区に通知した。地域住民らは昨年12月ソウル市に‘サランの教会建築特典疑惑を明らかにしてほしい’と監査請求をした。
ソウル市は監査結果で「(サランの教会)骨組工事がほとんど終わろうとしているなど工事が進行されており、この道路占用許可処分の違法性を挙げ、これを取り消す場合、賠償問題が提起され再設計しなければならないという問題があり得るが、そのような事情だけで違法な道路占用許可処分を容認することはできない」と説明した。 市関係者は「市が監査結果を強制する方法はなく、瑞草区が従わない場合には住民監査を請求した側が住民訴訟を起こすことができる」と話した。
サランの教会は地下鉄2号線瑞草駅3・4番出口付近6782㎡の土地に今年末の完工を目標に地下8階～地上8階、地下8階～地上14階規模の教会建物二つを作っている。 二つの建物を貫く地下には、二面道路であるチャムナリ道の地下、面積1078㎡が増えることにより6000席規模の礼拝堂ができる予定だった。
クォン・ヒョクチョル記者 nura＠hani.co.kr
原文: 訳J.S