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アップル ティム クックCEO "三星(サムスン)電子 狂った振る舞い"

登録:2012-06-01 00:12
https://www.hani.co.kr/arti/economy/it/535642.html

原文入力:2012/05/31 21:23(984字)

"携帯電話標準特許提訴は不公平"

ティム クック アップル最高経営者(CEO)が三星電子に対して "一言で言って狂った振る舞いで狂気が感じられる" (it has kind of gotten crazy. some of this is maddening.)と話した。 特許権訴訟を行う三星電子に対する非難で、スティーブ・ジョブスを越える露骨な表現だ。

 クックは29日(現地時間)米国、カリフォルニアで開かれた‘D10カンファレンス’で 「アップルは創作物を複製する会社から自らを保護しようとする(特許訴訟)措置に出たが、三星電子は携帯電話製造に必須な標準特許を使えないよう提訴して乗り出したことは公平でない」として三星電子を猛非難したと<ウォールストリート ジャーナル>等の外信が30日伝えた。 ククは卑俗語まであえて避けることなく話を続け、合理的穏健主義者という評価が色あせるほどだった。クックのこのような発言は先週チェ・ジソン 三星電子副会長(代表理事)と特許訴訟合意のための交渉直後に出てきたものだ。

 この日クックは「私たちは信じ難い新製品を準備している」とも話した。「私たちはすごいものを出すだろう」とし「皆さんもそれが好きになると考える」と自信を語ったが、具体的にどんな製品なのかはセキュリティーを理由に明らかにしなかった。 業界ではクックがアップルのテレビ事業に対して「私たちの集中関心分野」と話したことを根拠に‘iTV’(仮称)発売が差し迫ったのではないかとの観測を出している。

 一方<ブルームバーグ通信>は31日から米国国際貿易委員会(ITC)で三星電子とアップルの双方特許侵害訴訟の件に対する審理が行われると報道した。 この審理結果は7月末にカリフォルニア、サンノゼ裁判所で開かれる本案訴訟に添付される。 この日から6日まではアップルが提起した特許訴訟が進行され、4日からは三星が主張したアップルの特許侵害に対する裁判が開かれる。

キム・ジンチョル記者 nowhere@hani.co.kr

原文: 訳J.S