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“北の指令受け軍事機密収集”非転向長期囚など2人拘束

登録:2012-05-31 17:36

原文入力: 2012.05.31 10:14 (490)

 

 警察が、北朝鮮工作員の指令を受け軍事機密を収集したとし非転向長期囚出身の70代を拘束した。

 ソウル地方警察庁保安二課は、昨年7月前職防衛産業関連企業代表チョン・某氏に接近し、衛星航法装置(GPS)電波かく乱装備や長距離ロケット位置追跡レーダー(NSI 4.0)関連技術など、先端軍事装備関連資料を収集した疑惑(国家保安法の目的実行)で、貿易業に従事するイ・某(74)氏とキム・某(56)氏を拘束し、検察に送検したと30日明らかにした。

 

 警察は、これらは中国の丹東で北朝鮮工作員と推定される40代男に会い指令を受けたが、この男の名前や所属機関など正確な身元は確認されなかったと明らかにした。 警察の調査の結果、イ氏は1972年スパイ疑惑で無期懲役宣告を受け18年を服役した後1990年に仮釈放で出所した、非転向長期囚だと確認された。

 

 警察関係者は“収集した技術を北朝鮮に流出させたと見られる”として“ただしイ氏が黙秘権を行使しているため物証を確保するのは困難である”と話した。

 

チン・ミョンソン記者toranihani.co.kr

 

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/535458.html A.M