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アン・チョルス "パク・ウォンスン アカ攻撃 とんでもない"

登録:2012-05-31 10:55

原文入力:2012/05/31 08:58(1480字)

←アン・チョルス ソウル大学校融合科学技術大学院院長が30日夕、釜山、金井区(クムジョング)、長箭洞(チャンジョンドン)の釜山大キョンアム体育館で開かれた講演会‘今私たちに必要なことは’のために入っている。 釜山/パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

"福祉・正義・平和" ビジョン提示…事実上 大統領選挙への歩み

釜山大講演で政策ビジョン披露
"出馬決定されれば明確に明らかにする
思想攻撃…市民は愚かでない"

 アン・チョルス(写真)ソウル大融合科学技術大学院長が30日、私たちの社会の問題を解決するために必要な‘3大キーワード’として福祉、正義、平和を提示した。 アン院長は統合進歩党競選不正事態と‘従北’論争などの争点懸案に対しても意見を明らかにした。 事実上大統領選挙への歩みを始めたのではないかとの観測が出ている。

 アン院長はこの日釜山大学校キョンアム体育館で開かれた釜山大総学生会招請講演会で「社会変化に対する熱望が私を通じて噴出したものと考える」として「その熱望に相応しいかという質問をする過程にある。決定されればはっきり申し上げる」と明らかにした。

 彼は統合進歩党事態に関する質問に「今のような多様性の時代に少数的弱者を代弁する進歩政党は必ず必要だ」として「まさにそのような点のために進歩政党は他の政党よりはるかに民主主義的な手続きを重視しなければならない」と明らかにした。 彼は 「進歩政党は人権と平和のような普遍的な価値を重視し、それが進歩政党の根幹」とし「このような定規が北韓に対して違うように適用されることには同意し難い。 それは思想の自由とは別個であり政治家はそのような立場を率直に明らかにすることが正しい」と話した。 しかし、アン院長は「この問題が不健康な理念論争に広がることは望ましくない」として、今回の事態が思想論争に流れる状況を警戒した。 彼は「多数の市民が選んだパク・ウォンスン ソウル市長候補を一部でアカだと言って呆れ返ったことがある。 市民は決して愚かでない。 私たちの社会は健康な常識を持っていると信じる」と話した。

 アン院長はこの日の講演で「皆が幸せで未来に対する希望を持つ社会を作るために具体的にどんな事をするべきか」と自問した後、「いろいろあるが3つのキーワードがあるようだ。今私たちの世代に与えられた重要な課題は福祉・正義・平和だと考える」と話した。

 彼は福祉と関連して「単純に分配して消費するだけの狭い意味の福祉ではなく、働き口と福祉が緊密に連結される、好循環される広い意味の福祉」と説明した。 正義については「皆が同じ出発線上に立つようにすること、競争する時に反則や特権がないこと、敗者にも再び機会を与えることが正しい社会の三要素」と強調した。

 最近、ムン・ジェイン民主統合党常任顧問が提案した共同政府論に対しては 「ムン顧問のお言葉はあえて私を挙論したというよりは今後の分裂でない和合の政治ではないかという、その方の哲学を示したのではないかと考える」として即答を避けた。

この日の講演には釜山大学生たちと住民など3000人余りが参加した。

釜山/ソンチェ・ギョンファ記者 khsong@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/535432.html 訳J.S